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CURE キュア (1997)

監督
黒沢清
  • みたいムービー 144
  • みたログ 1,146

3.67 / 評価:409件

不気味不安感のみを視聴者に残す悪意の作品

  • oir***** さん
  • 2020年6月11日 20時21分
  • 閲覧数 1594
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ざっくりと書けば催眠術を自在に操り他者に殺人を犯させるサイコパスと、その者を追い詰める刑事の物語。

ところが映画では不安と不気味さを煽るだけ煽り、サイコパスが超能力者的超常能力でも持っているかのように印象付け、精神医学者でさえ意のままに操ることのできるアンタッチャブルな存在に仕立て上げてしまった。
加えて、現実とイリュージョン映像を交錯させすぎることで、視聴者の頭まで混乱させようとストーリーを意図的に複雑化。←サイコホラーの常とう手段だから仕方ないが・・

クライマックスは刑事・役所広司がサイコパス・萩原聖人にサイキックを使わせないよう「これしかない」とばかり銃弾連射で射殺してしまうが、既に彼の催眠術にかかった人間は社会に蔓延していた後だった・・・と何ら解決させないままエンドとなる。

監督的にはニヤリと自己満足しているかもしれないが、こんな悪意に満ちた愚劣低劣な作品は個人的には語るに値しない。

私自身は霊体験なんて無縁だが、宗教奥義・秘教的に人を怖がらせることを喜ぶ霊的存在がいると説いている文献を見たことがある。
こんな未解決のもやもや不安感を刻印づけるだけの不気味映画を作る者、そしてそういった映画に喜びを感じる者は上の様な霊的存在が憑依・内部侵入していないか気を付けた方がいいかもしれないよ(笑 ←いや笑っている場合ではない!

第一メスメルは他人を思い通り操るためにではなく、善意の治療を行うために催眠術ではなく磁気治療を行ったとされていることを複数の文献で確認している。
それ一つとってもこの映画は罪を犯している。

詳細評価

物語
配役
演出
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