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いつかギラギラする日 (1992)

監督
深作欣二
  • みたいムービー 73
  • みたログ 487

3.79 / 評価:218件

ただ通り過ぎるだけ

  • たーちゃん さん
  • 2021年6月17日 0時03分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

公開した当時に劇場まで見に行った記憶があります。1992年公開なのでもう30年前の作品なのですね。

深作監督の深作節が炸裂した作品となっています。何と言ってもアクションシーンがものすごいです。
タイトルまでの換気扇で陽子が遮れているところで、指紋がわからないようにマニキュアを指に塗っていってマスクをして、銃に弾を仕込んで萩原健一さん石橋蓮司さん千葉真一さんがカメラに向かって銃を撃つシーンはとてもカッコ良かったです。
彼らが現金を強奪して逃げ込む廃屋のレストランを爆破するシーン。港で警官隊に囲まれるシーンなど画面的に「これぞ映画だ!」と思えるようなスケールのある素晴らしい画作りが凄いなと思いました。
今回の俳優での特筆すべきなのは荻野目慶子さんのテンション芝居ではないでしょうか。あのハイテンションで全体を演じていたので、面白く見られました。木村一八さんもいい芝居やっていたと思います。変な事件で今は拝見しなくなりましたが、もったいない俳優だと思いました。

ストーリー的には裏切り裏切りで、ろくでもない人種の集まりのような作品ですが、木村さん演じる角町は借金をしたヤクザにきちんと返済をしようとしていたり、そのきっかけもロックが好きなのに発表する場のない若者にそういう場を与えたいとライブハウスを作りその費用が足りなくなったので強盗に加担したり、萩原さん演じる神崎は石橋さん演じる井村が亡くなったあとに井村の奥さんである樹木希林さんに分け前を渡せなくて申し訳ないといいつつ、今ある現金の100万円を渡したり。以外にみんなきちんとしているんだなと思いました。

後半はストーリーよりもただカーアクションとガンアクションをさせたいだけなのかと思う位。メチャクチャな展開でしたが、迫力があるので見ることができました。
かなりの車を壊したりしたようで、このような映画はもうなかなか撮影できないと思います。

映画の後半で角町と荻野目さん演じる麻衣が話しているシーンがあります。「何のためにこんな事やってるんだろう。現金だって自分の前からただ次のところにただ通り過ぎるだけ」といいます。
話に中身がないと思うのはこの登場人物の一言につきると思います。

詳細評価

物語
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