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隠し砦の三悪人

kon********

5.0

ネタバレ裏切り、御免!

これぞ映画、昨日見た「マスカレード・ナイト」とは月とすっぽん。 映像、ストーリーはもちろん、余分な要素・背景を排除した主要人物の描写に集中した演出。 2時間15分の上映時間で、時代と空間を旅体験、スリルとスペクタクルを味わった後の、逆転・脱出の大どんでん返し。 ルーカスのスターウォーズ、C3POとR2D2のコンピネーションのイメージの源泉ともなった太平(千秋実)と又七(藤原釜足)の凸凹行脚。 真壁六郎太(三船敏郎)と田所兵衛(藤田進)の敵と味方の関係を超えた絆と、最後の最後での男気と正義の選択。 これには捕獲された後に雪姫(上原美佐)が田所兵衛に吐いた渾身のセリフ「愚かな。これが音に聞く田所兵衛か。人の情けを生かすも殺すも、己の器量しだいじゃ!」が実に効いている。 六郎太との一騎打ちに負け、生き恥を晒したと思った兵衛が、発想を逆転。真の友情と正義に気付き、自らの生きる道を見つける・・・・そして「裏切り御免」。 ラストのおいしいところをもっていってしまった。 ちなみにリメイク版の「隠し砦の三悪人」(2008)は観てません。これを観た後でジャニーズ主演の同作を観る必要はないし、観る気にもなれない。おそらく鑑賞に堪えるものではないでしょう。

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