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座頭市 (1989)

監督
勝新太郎
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4.28 / 評価:87件

勝新 大いに張り切る

  • yamaneko_bucchi さん
  • 2018年10月21日 14時59分
  • 閲覧数 245
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画の製作は、元々はスポンサーから持ちかけられたものだそうで、そこの人も「座頭市」観たかったんだろうね。
で、映画大好きな勝新が張り切って監督も脚本もやって、張り切りすぎて誰にも知らせずに出演者の長男に日本刀を持たせて振り回させて、死亡事故を起こして大問題になったものの、予算も時間も大きく費やしながら完成、公開へとこぎつけた作品。興行は成功したらしいーー。
といった程度のことは、この映画にまつわることとして知っておいたほうがいいだろう。

そういったこともあって、おそらく勝新は座頭市をこれで最後にするつもりになったのではないか。まあ、殺陣をするには自分の身体もきついし、お金もかかるしで、もう幕を引いてしまおう、と。
だって、この映画の殺陣は凄いもんね。最後を意識してるみたいだ。勝新の立ち回り自体もスピードがあって凄いし、撮影も編集も総力を挙げてドの付く迫力の殺陣シーンが出来上がっている。この映画は座頭市の立ち回りを観るだけでも価値がある。

出演陣も多士済々。でも、緒形拳の役はなくてもいいんじゃないか。役名も付いてないし。そう考えると、勝新が共演したかった相手なのかな。なら、もっと深みのある決闘シーンが観たかった。これではちょっともったいない。

散漫。あれもこれもと詰め込みすぎて、作品に核がないという意見もある。さもありなん。あれもこれも、それもどれも、勝新が張り切ってしまった結果なのだ。これで良しとしよう。

詳細評価

物語
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