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リメインズ 美しき勇者たち

abu********

3.0

ネタバレエネルギッシュな人情劇

一言で言えば、「エネルギッシュな人情劇」 といったところでしょうか。 全体的に、アクションと情緒性の双方が、 良くも悪くも迸るほどエネルギッシュで、それが この作品独特の特色と持ち味にもなっていると思います。 大正末期を舞台にした話なんだそうですが、たとえば 付随音楽がシンセで作れていてファンタジックな響きだし、 犬の名前はメルだし、なぜか妙に現代的で、それがまた 独特な雰囲気出してますよね。 そしてユキ役をつとめた女性がまた凄い。全身で 怒ったり悲しんだりしてるし、終盤になるとなぜか もの凄く卑猥な格好になるし(笑)。その体当たり演技も見もの。 家族を惨殺され、強烈な恨みを持って行動するユキと、 彼女のことを想い、全力で守ろうとする鋭治のプリミティブな 感情表現が見ていて心地よい。マイナス点はと言うと、 序盤の熊こそ本物ではあったものの終盤の一騎打ちの熊は 明らかに着ぐるみで二足歩行丸出しなのと、 「一人前の男になるんだ」などと行っていた男衆たちが 結局最後の闘いに絡んでこないのが少々残念であった。 全体としてはまずまずの作品かなと。

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