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日本一のホラ吹き男 (1964)

監督
古澤憲吾
  • みたいムービー 7
  • みたログ 134

4.02 / 評価:47件

侮れない作品

コメディ映画というと、腹を抱えて笑った後にハッピーエンドがやってくる、位の展開を想像されるだろう。
この作品も大筋では同じである。だが、他のコメディ映画にはないものを持っている。

まず、撮り方が違う。縦、横、斜めと動き回り、コメディ映画とは思えないほど大胆に撮影している。
そして、主人公初等(はじめ ひとし)のキャラクターである。
超ポジティブで、落ち込んでも切り替えが異常に早い。その上、やると決めたことをやり遂げる実行力に人の顔色を見ない無神経さ(良くも悪くも)を持ち合わせている。これは従来の日本人像とは大きくかけ離れており、当時としては非常に希なキャラクターであったのではないだろうか。
作品自体は昔のものだが、今観ても共感できる内容であるのは、初等のこのキャラクターが大きく影響しているだろう。(むしろ今という時代にこそ彼のような人物が必要なのではないだろうか?) 

最後にエンディングについて。ただのハッピーエンドではなく、きっちり「奥さんにどつかれて終わる」というオチをつけて終わらせている。そこはコメディ映画である。

中身(撮り方なども含め)があって、笑える。これは侮れない作品である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 勇敢
  • コミカル
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