日本一の男の中の男
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(6件)
- tarkan
1.0点
いまいち
- bel********
5.0点
主演の植木等は存在感が凄い。 映画の内容も痛快で単純。 植木がトントン出世していく。 観ただけで元気がもらえる映画です。 浅丘ルリ子が美しいのも加点の理由に。
- qaz********
4.0点
劇中の映像が映るバーで植木さんが「みんな世のため」(CD「ハイ!およびです」に収録)を歌い踊るシーンで「♪実力者はなキミ!辛いもんだーよー」と歌うと背後に「怪獣島の決戦ゴジラの息子」のゴジラとミニラのシーンが映り客が爆笑します。
- bri********
4.0点
日本一シリーズ、古澤憲吾監督作品。 話自体はひょうひょうとした男が出世するというどうでもいい話。 今じゃ出世物語なんてなかなかテーマにならないだろうなあ。 高度成長期の勢いみたいなものが感じられる。 まあそういうことはどうでも良い。 ただただ、テンポが良くて映像に常に動きがある。そして要所要所に歌が入る。 そこにひょうひょうとした植木等が出ている。 それだけで見ていて楽しい。 まあそれだけの映画だけど、それだけで十分。
- tos********
4.0点
最近、落ち込んでいたから、無性に植木 等の映画が観たくなった それで、久々に観たのが本作である。高度成長期の、まだ人々が 希望を持って生きることの出来た時代の作品でもある そのせいか、何かしら画面から明るい元気なものが流れ来るようで… 何も考えずにその世界に浸っていると 自分も幸せになれたかの様な錯覚を得るのである そう、だからこそ観るのだ、その儚い勘違いを味わうために… 今迄こんな時は、下記のいづれかを観ていたが、正直飽きてもいた 日本一のホラ吹き男 日本一のゴマすり男 ニッポン無責任時代 ニッポン無責任野郎 それにしても、久々に観る本作の題名、男の中の男って… このネーミングって、どうなのだろう? 男の世界の中で、男を魅せる映画と思いきや、そうではなかった 対オンナにおける、男の中の男なのだ 丸菱造船の営業マン 小野子 等 (おのこ ひとし) この男、偉そうに会長に説教し 15万トンの貨物船を売ってきたその日に異動させられる 女性主任の下で、ヒラ社員のまま、ストッキングの販売をする羽目になるのだ 性格は、例によって例の如し。植木 等主演の映画を観た方なら御存知だろう 上司を上司と思わず、まったく調子が良くて、異常にテンション高く 独断専行、心臓に毛の生えた、まさに営業マンの中の営業マンである 人事部長と電話を交わした際も、部長の方が頭を下げてしまうほど横柄であり それでいて憎めないキャラなのだ 結婚相手に対する理想も極めて高く、亡くなった母に似た女性を求めるのだが、それは… 亭主に対しては絶対服従、従順貞節、無抵抗主義とのこと (*^。^*) そんな男と、綺麗な女(浅丘ルリ子)が出逢う 立場は彼女が上、会長の孫娘として、秘書課長でありながら部長以上に幅を利かせ 会長の威光を欲しいままに、職制以上の影響力を持っていた 彼に対しても、私が目をつけた男などと、上から目線で接するのである しかし、破天荒で枠におさまらないこの男の敵ではなかった ヒラの分際で、高級料亭で芸者あげての接待など当りまえ。部長宛で請求書の山を作り 社の方針に逆らい、遅刻も平気、しかも大見得を切って誰にでも意見する 注意されても、“まあ、リラックスして大らかにいきましょう…” と、意にも介さない 当然、上司から疎まれクビにされそうになる こんな男だからこそ、大きな事が出来るのだろう この男、功績が認められ部長に抜擢、彼女との立場が逆転した途端、強く出るのである 観ている方が、そんなに強く出ていいの? と心配する程だ “女には解らんよ” “余計な質問は許さん、部長(僕)の云う通りにしなさい” 彼女が訊ねても “女は黙っている” とピシャリ 取引先の接待で、相手の機嫌を損ね、彼女にビンタされた時も 普通、女に頬を叩かれても、“何するんだ、このヤロー”と睨みつけるだけで 手を出さないのが、いつの間にか躾けられた男のマナーとされているのだが… この男は違う、叩かれたら叩き返すのだ。 なんと解り易い しかし、映画はもっと解り易い。 その男と女が結婚するのである そして、本作の真髄がラストに表われる 今まで、植木 等の映画で、最後どれ程、浜 美枝にガツンとやられてきたことか… 今回も、そんなオチがつくものと思っていた… でも嬉しい事に、そうじゃなかった そこには幸せな家庭が描かれていた “旦那さま、お早うございます、お茶をお持ち致しました。” 新聞を広げ、どかっと座る植木のもとへ 和服姿の綺麗な浅丘ルリ子がとても嬉しそうに、お茶を運んでくるのだ そして、仲良く並んで階段を下り、玄関でチュー ああ、なんと… こうあるべきだったのだ 人生失敗した (-_-;) けだし、人生の教材である 夫婦のあるべき姿がそこに描かれているのだ 女性には、この幸せなラスト2分だけ観て納得して貰いたいものだが… 今時、旦那さま、なんて云うだろうか? ( ̄(エ) ̄) 無論、そんなこと味わったことなど無いが… 生涯味わい続けられたら、どんなに幸せだろう 男の中の男か ……………… (-。-)y-゜゜゜ ……………… (=^・・^=) ホント… 映画って、良いよね 現実を忘れられて そう云えば、ちゃんと自ら書いていた “何も考えずにその世界に浸っていると 自分も幸せになれたかの様な錯覚を得るのである そう、だからこそ観るのだ、その儚い勘違いを味わうために…” なんだ、自分でも良くわかっていたようだ (-_-;)
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