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眠狂四郎 多情剣 (1966)

監督
井上昭
  • みたいムービー 2
  • みたログ 40

3.10 / 評価:10件

井上昭の眠狂四郎は

  • maxime_du_camp さん
  • 2010年8月21日 2時23分
  • 閲覧数 439
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

中谷一郎登場! 言わずと知れた風車の矢七だ。今回、何かというと眠にからんでくる。親のかたきを探しているとか。その一方で、サムライに父親を殺されて、何かというとサムライにからんでくるおぼこ娘がいる。お人好しにもこの娘を眠は買ってしまう。そして、働き口まで世話するという足長おじさんめいたことをやってのける。監督は井上昭。真上から撮ってみたり、横顔アップでシネマスコープの端に狂四郎を置いてみたり、カメラの動きも鮮烈、カットつなぎも常に一工夫あって、照明も陰影とカラフルさを組み合わせて華麗であり、大映的な画面作りの凝りようはさすがだ。しかし、ドラマは案外とイージーであって、画面作りの凝り方とはいまひとつかみ合わない。菊姫というわがままいっぱいに育った将軍の落とし種が、顔に見にくい火傷跡があってその恨みで淫蕩にはまっている。餌食にされそうになった眠が正体を暴いたせいで恨まれる。自分を守る役目の忍者たちを操り、眠を付け狙うのだが、そこにいつの間にか人の良さげだった中谷が加わるのだ。眠が遊女屋から買い受けた娘お春も人質にとって、自分と同じ醜い顔にしてやろうと硫酸をかけようとする。醜い女のしつこい情念がほとばしって、実に怖い。しかし、眠は冷静だ。自分を利用して菊姫一党を無き者とした幕府権力の男も斬り殺して去っていくのである。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • ロマンチック
  • 恐怖
  • 切ない
  • コミカル
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