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三つ首塔 (1956)

監督
小林恒夫
小沢茂弘
  • みたいムービー 2
  • みたログ 6

3.00 / 評価:3件

一つだけ上を向いているのね♡

  • bakeneko さん
  • 2011年6月9日 11時33分
  • 閲覧数 343
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

横溝正史原作を映画化した千恵蔵の金田一シリーズの最終作(第6作)で、(後年の映像化作品はTVでは4作ありますが)唯一の映画化作品であります。もちろん、いつもの千恵蔵金田一作品の様に原作から離れたストーリー展開なのですが、本作は原作からしていつもの“金田一もの”とは異なっていますので、いつもより大人しめの改変となっています。

本作の原作は、金田一シリーズとしては異色作であります。つまり―
ヒロインの一人称“回想独白”で綴られていて、
金田一は最後になって登場しますがあまり途中の推理には活躍せず、
推理物としては“夢の知らせ”に頼った説明不足&ルール違反の部分がある、
―等、外伝的作品となっています(007の原作で言えば「私を愛したスパイ」に近いですね)。
従って、これでは原作通りには映像化出来ないので、TV版(古谷バージョン等)も語り口やお話の展開を変えているのであります。
そしてこの東映版でも、ヒロインの一人称外伝形式は影も形もなくなって、“いつものパターン”に修正されていて、遺産相続を巡る連続殺人と金田一のアクションを楽しめる娯楽作になっているのであります。
また、今回の白木静子役は高千穂ひづる♡で、柔らかな美貌と捨て身の情報収集に頑張っています。更に、ヒロインは中原ひとみが清純に演じていますし、対する三浦光子の悪女の艶やかさも楽しめます(小沢栄、稲葉義男、吉田義夫の“東映調”の演技も!)。
原作の“アクロバットダンス”を“日本舞踊”に変更したり、クライマックスで実際に建物を炎上させるなどサービス精神も満点の作品で、本作だけは“原作よりもいつもの金田一ドラマになっている”ので、安心していつものパターンを楽しめる映画であります。



ねたばれ?
あんな下手な字のしかも小学生レベルのベタな入れ墨を入れるのは自分だったら嫌だなあ~。

詳細評価

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