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死国 (1999)

監督
長崎俊一
  • みたいムービー 20
  • みたログ 814

2.64 / 評価:219件

普通!と言いたい所ですが

  • mah******** さん
  • 2015年3月24日 7時24分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

設定は良いし内容も悪くはないですが若干盛り上がりに欠ける印象でした。
ですが非常に日本のホラー映画の技法を持って作られた所もあり、またそれが大変良く生きていた場面もあり思わず親指が立つようなシーンもありました。

主には光を使った演出で、以前見た某ホラー映画でも使われていた時には「恐怖演出としては」妙に幻想的に見えて綺麗な演出に見えた為微妙だと思っていました。
ですが今作においては怖い演出と言うよりは黄泉の国(の人)と現世(の人)が繋がる様なシーンで使われていたので、同じ様に感じる中でミステリアスに感じ非常に好印象でした。

あとはロケーションが素晴らしく田舎の独特な静けさと怖さが非常に生きてました。
日本の不気味な風土、風習が合わさり今作の全体的に漂う怖さ不気味さを演出してましたし成功していたと思います。


あと非常に良かったのは、多くの方も褒めておられますが栗山千明さんの見事な演技です。
非常に台詞の数も少ないにも関わらず、その佇まい一つで目を引くのは持ってるものあっての事でしょう。
文也と比奈子が結ばれた後、二人の前に出てくる時の死んだ人感は非常に素晴らしいですね。
先ほどとはまた違う光の演出と込みで莎代里のこの世の者じゃない感を出す演出はゾッとするばかりでした。
強いて言うならラストで文也と黄泉の穴に潜る時に構えて潜るみたいな仕草が垣間見えてたのが非常に残念でした。
ですがそんなの本当にわずかな事で評価を下げるには至りません。


トータルとしては今作は栗山千明のアイドル映画みたいな物でもあると私自身は思ってる所もあるので問題無いですし、15歳の栗山千明を十分にパッケージング出来ていると思うので満足です。
出来れば主題歌なんかも歌ってれば素晴らしかったのですが、まあさすがにそれやっちゃうと作品イメージ崩れちゃいますし最近の栗山千明が曲を出してるだけに思いついただけなんでまあいっか!(笑)


勿論、映画的には物足りなさを感じるのは最初に言ったままに感じるのですが全然楽しめました。
オススメこそしない物の見ても損は無いレベルには感じましたし、後半のエモーショナルなシーンはグッと来る部分もあるので見て良かったです。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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