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シャーマニックプリンセス  (1997)

Shamanic Princess

監督
西村博之
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3.33 / 評価:3件

不文律・緑はいらない子

  • braindameage さん
  • 2014年4月21日 21時37分
  • 閲覧数 1178
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

『金髪+アホ毛のジャイアニスト』と『緑はいらない子』、 
1~4話+前日談の5、6話と変則的な作品です、
・・・おそらく、4話で“打ち切り”の危機があったんだと思いますが、何とか乗り越えて6話全部出て良かったですね。
 
内容的には、1~4話が女の子同士のドロドロの話(苦)、
5、6話が男と女のやっぱりドロった話です(笑)。
(監督さんが違う為でしょう / 打ち切りになり掛けたタイミングで、本来の監督さんが次回作に手を取られ始めたからでしょうか?)
 
主人公の人(ティアラって名前です)は、上に書いた『金髪+アホ毛のジャイアニスト』の子なので“強キャラ”です、本来は主人公にならないタイプ、何かあると不敵に笑ったりします。
それに絡む女の子が垂れ目で緑色の長い髪の毛(レナって名前なんですが)、けっこうカワイイ、
でも、アニメ世界の不文律『緑はいらない子』を体現してて不幸です。
もう1人、紫色の髪の毛の子(紗羅・サラという名前です)…主人公の子が付き合っていた男子(華月という名前)の妹…も出て来ます。
 
この金髪+緑+紫、で、
いわゆる『女の子仲良し3人組』なのですが、女子の方なら判ると思いますが(苦)、この3人組の関係は平等ではありません、上下関係があって、それによる依存や憎しみが存在しています、1~4話はこれを元にお話が進みまして、異世界の魔法世界の話とか、その力を支える“特別な存在”とか、紗羅が事件に巻き込まれたりとか、色々出て来ますが実はソレは本題ではなく(苦)、あくまでこの3人組が上記の感情をドロドロさらけ出した上で紫の兄・華月を取り合って殺しあったり(マジですよ?)、血の涙を流したりします。
 
その過程で、緑の子・レナがものすごくがんばってるのに、ティアラから華月を取れそうだから超がんばるのに、「レナではダメだった」とか「レナはもういいわ」とか“いらない子”発言連発、ホント不幸です、その横でジャイアニスト・ティアラも挫折しちゃったりして、さっきまで不敵に笑ってたのが顔をクシャクシャにして泣いてたりしますが。
 
結局、被害者だと思われていた紗羅が実は加害者で、
ティアラに対して、自分を取らずに兄・華月を取った…心だけならず体まで捧げやがって…その憎しみで暴走しちゃいますが、結局はティアラを憎み切れず助けて、4話で物語は『実に予定調和的に』一度収束します。
 
で、
5、6話で、その兄・華月がいかにズルい男か(苦)描かれます、強キャラのはずのティアラが、心が自分から離れるのを食い止めるために自身を折ってまでかわいらしく縋り付くのですが、それを聞くでもなく(でもキスだけはするんだよ、実にズルい)離れて行きます。
 
とにかく、
お話の内容は万人受けする内容ではありません、内容そのものも少し難解です、
(禁じ手ですが5→6→1→2→3→4 、と見ていけばよく判るのですが)
でも、“ハマる”要素もものすごく持ってます、現にこの私が十数年ハマってる(苦)、見られる機会があれば、ぜひ見ていただきたい。

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