ロボットカーニバル

Robot Carnival

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ロボットカーニバル
3.5

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26%
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5%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(3件)

スペクタクル100.0%

  • par********

    3.0

    伝説の作画アニメ!

    アニメ好きならきっとしってる、超一流のアニメーターたちが鎬を削りあった伝説のOVA・ロボットカーニバルだ。 いまではこんな豪華なメンバーはまず間違いなく集まらないだだろう。大友克洋・森本晃司・梅津泰臣・大橋学・北久保弘之・貞本義行・前田真宏 ・なかむらたかしetc・・・。天才クリエイターたちによる8つの短編が収められている。 アニメーターたちの、”アニメ”の、”アニメーション”への、「動かしたい!」という欲望への情熱を感じられる作品である。長らくDVDが廃盤になっていて視聴が困難になっていたがいまは配信サービスで視聴可能だ。 一つ一つ辿っていったらキリがないので印象に残ったやつだけ。 1.プレゼンス  監督・シナリオ・キャラクターデザイン:梅津泰臣 天才アニメーター・梅津泰臣の才能がこれでもかと横溢している一本。美麗で仔細なキャラクターが滑らかに動くさまにため息が出る。森本晃司、なかむらたかし等のダイナミックに動くアニメーションとは異なる澄み切った美しさだ。頭の中に3DCGソフトがあるとしか思えないその空間把握力に驚かされる。近年は監督作の不振などで評価を落とした感じもするが、アニメーターとしての力量は間違いなく超トップクラスだ。『プレゼンス』はロボットカーニバルのなかでセリフある2つの作品のうちの片方であるが、逆に言葉がこの作品を退屈なものにしてしまった気がする。同じくセリフがある北久保弘之の『明治からくり文明奇譚』もつまらなかった。セリフがないほうが作品世界の広がりを感じられる。ヘタに物語性を取り入れたことが退屈になってしまう要因の一つだったかなと思う。結局のところ映像が良いだけのアニメなんだけど、それもまたとても梅津らしいではないか。 2.CLOUD 監督・シナリオ・キャラクターデザイン:マオラムド(大橋学) 伝説的アニメーター・大橋学のアートフィルム的短編。私はアートアニメというのはあまり嗜まないのだけれど、これには度肝を抜かれた。横長に設定されたフレームのなかをロボットの少年がひたすらあるき続ける。フレームの奥では雲が豪雨やきのこ雲に変化しながら心象風景としてモノクロームに描き出される。アニメーターの習作として「散歩」はよく使われるモチーフだ。大橋学の描く「散歩」の瑞々しさには心が洗われるようだった。繰り返される散歩のアニメーション、それが少しずつ様子を変えて、元気の良いものになっていく。それに合わせて苛烈さを増していく背景の雲のメタモルフォーゼ。それが一体となって言いようのない迫力を生み出している。これがアニメーションの力か。なかなかそのお仕事を拝見することが難しい作家さんなので必見。 3.STARLIGHT ANGEL 監督・シナリオ・キャラクターデザイン:北爪宏幸 他のクリエイターたちが積極的に”アニメーション”を志向してるに対してあえて”アニメ”に挑んだ短編。あまりに他愛ない、微笑ましい内容過ぎてほかと雰囲気が浮いてしまってるが、私は嫌いじゃない。素敵な多幸感がある。どこか白昼夢的なのも良い。『ΖΖ』『逆シャア』の北爪宏幸なのでデザインも愛らしい。遊園地の何処かに”デコスケ野郎”、”大覚様”、”大佐”がいるので大友ファンの方は探してみてください。 4. ニワトリ男と赤い首  監督・シナリオ・キャラクターデザイン:なかむらたかし なかむらたかしの純粋なアニメーションへの欲求が横溢している一作。機械が機械を飲み込むというシチュエーションは『工事中止命令』を思い出させる。機械が生々しく活動するさまは気持ちがいい。最後もちょっとネタかぶり。森本晃司といいこの二人は機械がすきだなあ。

  • hea********

    3.0

    大友さん、長編作って

    前知識無しで見たのでオムニバスだということも知らなかった。 始まってすぐに大友克洋っぽいなと思ったら本人だった。 それにしても大友さんは「迷宮物語」「MEMORIES」「SHORT PEACE」とオムニバス好きだね。 視聴者としてAKIRAみたいなものを期待してしまいます。 画や雰囲気はいいけど見終わった後に何も残らない。 参加クリエイターのスキルアップにはなったかもね。 全体的に自己満足的な作品が多いかな。 でも30年も前の作品と考えればマシな方かも。

  • blu********

    3.0

    面白いっちゃ面白いが(笑)

    北久保弘之氏が、他の人たちの作品を見た上で「これじゃー偏ってるな」と言って、ディティール重視の作品からライトな娯楽作に変えた(明治からくり文明奇譚)という話をどっかで聞いたことがあるが、いやはや、それでもバランスがよろしくナイ。 まあ競作だし、梅津氏とかなかむら氏とか、初監督の人も多いしね・・・自分の色をアピりたい気持ちは分からんでもないんだけど・・・プロが集まって作ってるのに、全体からプロっぽい感じがしないのはどうなんだろう、と(笑)。 OPの、いかにも大友氏らしいセンスまかせな感じとか(あれにメッセージ性を見出そうとした小学生時代の想い出…)、北爪氏の意外な一面(笑)とかは楽しめたし、たまにゃこういうのもいいかな。星三つで。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ロボットカーニバル

原題
Robot Carnival

上映時間
-

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル