ここから本文です

迷宮物語 (1987)

監督
大友克洋
川尻善昭
りんたろう
  • みたいムービー 9
  • みたログ 132

3.32 / 評価:44件

VHSレンタル時代のおもひで

  • ガーディニア🥺 さん
  • 2020年8月22日 16時14分
  • 閲覧数 127
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

30数年ぶりに鑑賞。昭和最後の中学生のころ、学校が嫌で、親が嫌で、何もかもが嫌で、そんな当時近所に出来たばかりのTSUTAYAでレンタルしたヴィデオが、これ。

迷宮物語。オムニバスアニメだが、当時は斬新な構成だった。今もあまり見かけないけど。コンセプト的にはバラバラだが、それでも、不思議世界に浸るには充分な内容だった。

「ラビリンス」ガロも知らなかった頃のシュールな画風は、何かいけないものを見ているような、危ない気持ちになった。缶が落ちた時に緑に光るのも、異世界感が滲み出ていて。
「走る男」初めて触れたサイバーパンク。血が吹き出るところ、当時流行った「ぷっつん」みたいで、幽霊とのカーレースのシーンは涅槃のような美しさ。
「工事中止命令」アキラの公開前の練習作みたいな。どこにでもいるような新卒現場監督らしき若者とSFの絡み。SFの作品ではロボットは壊れてこそなんぼ。環境破壊の遠慮の無さが当時っぽい。全編の音楽、ミッキー吉野のペンによるFM音源のBGMが微笑ましい。初めてエリックサティを聴いたのも、この映画が最初。

学校が、人生がつまらなかった頃、目の前に現れた迷宮世界。とりあえず逃げるにはうってつけだった。ネット配信で見たら、こんなもんかな印象だったが、当時は数百円払って借りて観てたんだな。その気持ち、今ではわからないが、自分にとっては夢と現実がシンクロした、記念碑的作品でもある。
同体験した人に、乾杯。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 不気味
  • 絶望的
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ