あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(58件)
- nin********
5.0点
THE END OF EVANGELIONという映画はどういうものだったか。 たかが気持ち悪いだの、自慰だの、首絞めだので、たちまち逃げ出すような人達のものではなく、大いに傷つき、大きな犠牲も厭わない人たちにとっての、特別な映画だったということへの尊重と尊厳を感じるべきだと思います。 暗闇に瞬く美しい光。これが真実だと唯一言えるほんのわずかなかけがえのない感覚を映像化したもの。自死を考えた一人の人間が、たとえ幸せだとは言えなくても、それでも自分自身の人生や、この世界で生きてきたことをかけがえないものと感じた心をそのまま映し出せている。 人と人を繋ぎ、世界を維持してこれたのは、第一に利害であり、第二に諦めであり、第三は愛という名の差別と自己満足でしかない。この世界は運命に裏切られたと感じて生きている人が大多数。だから傷だらけになりながら掴んだかけがえのない愛おしさしか、その失望を超えられない。 戦争と罪悪、愛憎渦巻くこの世界の実相の中で生きながら、それでも人間であること、愚かな存在であることへの自覚と、同じ苦しみを分かつ他者への温かい憐憫の情なき者に、本当の愛情、利他愛のまごころなどあるはずもない。 こんなに傷だらけの心に満ちた映画を簡単に批判出来る人に、優しさを感じないし、監督を追い込んだ無情な人たちと何ら違いはないと感じる。 ラストシーンの碇シンジの嗚咽と涙に、「命を救われた」と言う人が大勢いることを、深く考えなくてはならない稀有な映画なのだと感じます。
- fli********
4.0点
10代の頃にエバに出会って、劇場版公開当時は、全く理解できないラストに憤慨しましたよ。 あれから年をとって、結婚して、色んな人生経験を積んで、ふと見直してみると、なるほど!そういう事だったのかぁとなりました。(説明は難しいですが) もうちょい分かりやすく描写してあげればなっとは思いますが、人類補完計画をみんなに解るように説明するのは無理かなぁっとも思います。 まもなく公開される新劇場版はどうなるんでしょうね。前みたいに、前戯は最高だが、いざ本番は残念な男みたいにならない事を願います。
- ryo********
3.0点
最近アニメ全26話観てから映画館でリバイバル上映をやっていたので観に行きました。アニメ版のラスト2話は勿論、全体的に話がよく分からなかったので、劇場版で理解できるかなって思ってたら、それでもよく分からなかったでした…難しい映画観たあと理解深めるために解説サイト見たりすると、大抵「あ〜、あれってそういう意味だったんだ〜」ってなるけど、エヴァンゲリオンに関しては「え?そんな話あった?」って感じでした。監督の想いとか伝えたいこととかあるみたいだけど、表現が抽象的過ぎて鑑賞者の感性に頼り過ぎな気がします。一方、そんな文句を言いつつもアニメ全話観て映画館行ってまで劇場版観て、嫌いではないんでしょうし知らず知らずその世界観にずっと触れていたいという思いもあったのも確かです。
- jiang
5.0点
是一帮才华横溢,内心孤独,又浪漫的要死的御宅们对为什么要生活下去而不要自杀的全部理解。
- mik********
4.0点
2つの異なる物語を1つにした物語でありながら、前半の主人公のシンジくんの苦悩と成長となぜエヴァンゲリオンに乗って戦うのかを、仲間との苦悩を見せており、後半は衝撃的かつ、美しさのある表現と血のある絵を映像としてらしさが出たね。
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