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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

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5.0

何度観ても泣ける!不朽の名作です。

TVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版公開での大ヒットを受け、1年後の1978年に公開された劇場用アニメ映画第2弾です。 現在40代~50代の方なら、この「さらば宇宙戦艦ヤマト」を観たことがなくても、この作品が全国の若者達に大ブームを巻き起こした事を記憶しておられるでしょう。 1作目の映画化の頃も社会現象になるほどの大ブームでしたが、映画自体はTV版のエピソードを大幅にカットし2時間ちょっとに再編集したためダイジェスト感が否めない内容でした。(1作目も好きですが) しかし今作は最初から劇場用に制作された作品なため、映画として本当に良くまとまっており、大人になった現在でも観るたびに感動してしまいます。 特攻精神の是非などストーリーに関しては現在でも賛否両論あるのも事実ですが(私も戦争や自己犠牲を美化するのは好きではない)、それでもこの作品が日本のアニメーションの歴史に残した功績の大きさは計り知れないものがあります。 1作目のTVシリーズのオリジナリティ溢れる魅力にはかなわないものの、新造戦艦アンドロメダのシャープなデザインとイルミネーションの美しさ、空間騎兵隊の斎藤の男くさい雄姿、圧倒的な軍事力を誇る「白色彗星帝国」の不気味なカッコよさ… そしてそれに満身創痍で立ち向かい志半ばで次々と倒れてゆくヤマトクルーの面々など見どころ満載で、当時の多くの若者達の心を鷲掴みにした名作です。 2010年公開の実写版の宇宙戦艦ヤマトでも、この「さらば宇宙戦艦ヤマト」の名シーン(斎藤や真田さんの活躍、山本の敬礼、古代進の最後の決断など多々)を再現されていたので、実写版で感動した方は今作も観てみるとかなり楽しめると思います。 この「さらば」も実写化してもらって新造戦艦アンドロメダの活躍を観てみたかったですが、たぶん無理ですね… それが叶わないなら、できれば最新の技術で(CGは控え目がいいですが)松本零士さんの絵柄の宇宙戦艦ヤマトを是非映画化希望です。

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