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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

なぼ

5.0

ネタバレ愛する人のために死ねる男になろうと思った

僕は愛するもののために死ねる男になろうと思った。 当時中学生だった自分は、前作で「歯を食い縛って戦い、生きて帰って地球を救った」登場人物達が、文字通り「命を懸けて地球を守り死んでいく」姿に、大いなる喪失感と共に冒頭の想いを抱かせてくれました。自分の人生の指針となった映画です。 当時から特攻賛美等の批判をされますが、作者達のメッセージは「守るべきものは身体を張ってでも守れる人になれ」であり、守るべきは「支配しようとするものに対し平等を守れ」ということだと思います(劇中では宇宙の愛を守る為に戦うと表現される)。それは身近なところではイジメを見過ごすな、不正を見て見ぬふりするな、自分だけの損得優先でなく全体の幸せを考えろという生き方でしょう。お人好しになれと言ってる訳でもなく戦えというメッセージです。 これは一方で「今の世の中に欠けている思想」ということでなく「生物として自己優先してしまう人類全般への戒め」と捉えるべきと考えます。 言うは易しですし、自分も出来てる訳ではないし、作者達が完璧な訳でもないので、鼻で笑う方も多いのでしょう。 でも、「宇宙はひとつなのです」。

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