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蒲田行進曲 (1982)

監督
深作欣二
  • みたいムービー 96
  • みたログ 1,811

4.25 / 評価:528件

おもちゃ箱みたいな

  • kin***** さん
  • 2019年7月18日 11時28分
  • 閲覧数 699
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

つかこうへいらしい、エキセントリックな人物、そして、時代考証など拘らない舞台設定、これは面白い。深作欣二は「仁義なき闘い」でも見せた手腕で、多人数を暴れまわらせる演出はお手の物。全編飽きさせないが・・・

 クライマックスは心情的には、平田満のヤスが、生命保険の受け取り人のみなさんを自宅に呼び(これもメチャクチャな話)松坂小夏に諌められると大暴れ、その後温順しくしみじみ「前はヘラヘラ笑っていられたのに、お前を好きになる程苦しい、どうしちゃったんだろ俺」と泣く、このシーンだろう。
 その後、階段落ちという映像的クライマックスが来る。このあたり、つかこうへいはやはり映画のライターではないのだな、と思う。映画のライターなら、ここはひとつのシーケンスに絞り込んだのではないか。

 随所に弾けるセリフがある。
「キャデラックに免許がいるか」「戸籍は屁より劣るのか」「わしが若くてもヤスには惚れん」などなど。
 そんなセリフに笑っているうち一気に見終わってしまうが、振り返ると無理筋なところもある。(階段落ちで最初ヤスがひどく反抗的な態度を取る、とか)
 そこをスピーディーな深作演出で乗り切っている感じ。

 公開当時、ちょっと他には例の無いタイプの作品だから評価されたのではないか。映画としてそれほど価値があるとは思えない。
 ラストに舞台みたいなカーテンコールがあるのも、「すいません全部作り事なんです」って白状しちゃってるわけで、なんだか言い訳にみえるし。

 それにしても東映系の映画って、どうしてこんなに過剰に怒鳴るようなセリフになるのだろう。そう感じるのは当方の歳のせいだろうか。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • ゴージャス
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