息子

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息子
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(68件)

切ない25.9%泣ける22.2%楽しい8.9%笑える7.6%ロマンチック6.3%

  • le_********

    5.0

    哲夫(永瀬正敏)がタキさん(田中邦衛)を見舞いにいくシーンでの二人のやりとり絶品

    監督:山田洋次、脚本:山田洋次、朝間義隆、原作:椎名誠『倉庫作業員』(『ハマボウフウの花や風』収録)、撮影:高羽哲夫、美術:出川三男、編集:石井巌、音楽:松村禎三、イメージソング:中島みゆき『with』、主演:三國連太郎、永瀬正敏、1991年、121分、配給:松竹 浅野哲夫(永瀬正敏)は、岩手県の片田舎から東京に出てきたものの定職には就いておらず、居酒屋で朝までのアルバイトをしていた。明け方に帰ると、父・昭男(三國連太郎)から電話があり、今日は母親の一周忌に当たるが、帰ってくるよな、と念を押される。実家に着くと、兄夫婦、浅野忠司・玲子(田中隆三、原田美枝子)とその二人の娘、姉夫婦や叔父夫婦が来ていた。一周忌が終わり、父と野良仕事に出た哲夫は、東京での不安定な生活を父に戒められる。 哲夫は東京に戻ると、別のアルバイト先に移る。鉄材を運ぶ肉体労働の仕事であった。毎日、タキさん(田中邦衛)の小型トラックに鉄材を積み、それを取引先に運び込む仕事だ。得意先の倉庫には、いつも伝票に判を押してくれるきれいな女性がいた。哲夫はひと目ぼれしたが、いつも口をきいてくれなかった。その川島征子(せいこ、和久井映見)は聾唖だった。・・・・・・ 全編が三つの章に分かれ、そのつどタイトルが出る。「その一 母の一周忌」「その二 息子の恋」「その三 父の上京」となっている。その一では、母の一周忌の機会に、たまに会った父とその息子夫婦・娘夫婦たちが、父の今後の暮らしのことを心配する。長男夫婦は、その責任として、自分たちの住む千葉のマンションで一緒に暮らそうと言うが、父は放っておいてくれ、まだ元気だ、ここにずっと住む、と取り合わなかった。その二は、季節は真夏、文字通り、征子に対する哲夫の恋である。こんなきつい仕事であっても、あの征子と毎日会えるのであれば、という動機から、この職場でまじめに働こうと決心する。その三は、真冬となり、熱海で戦友との親睦会があるついでに、東京の長男夫婦のマンションと哲夫のアパートに寄る昭男の話で、哲夫のアパートに来たとき、その間に交際を続けた哲夫と征子が結婚することを知らされる。荷物を持ち、雪深い自宅に戻ってきた昭男は、玄関を入ると、ふと過去のここでの賑わいを思い出す。その回想シーンには、今は亡き妻(音無美紀子)の若かりし姿があった。 タイトルは「息子」となっているが、哲夫と父・昭男の生きざまという日本の軸がある。その二では哲夫主体、その三では昭男主体で描かれるが、ラストでは哲夫が定職に就き、結婚が決まったことで、昭男もひと安心するというこの物語の終点をもっている。 山田洋次、朝間義隆の脚本は、『男はつらいよ』シリーズでお馴染みだが、ストーリーに必ず二本の軸が置かれている。寅次郎の生きざまと寅の実家の生業(なりわい)である。そこに、寅の恋愛が絡み、ストーリーが重層的な広がりを見せる。ストーリーだけでこれだけしっかしりた組み立てになっており、そこに苦労を厭わぬロケハンと撮影、撮影所仕込みのカメラワークが加わる。こうしたストーリー展開の手法は邦画でもあちこちの作品に見られるが、これこそ映画制作の基本手法だと考えられる。本作品での同様で、親子の間柄とはいえ、息子の生活を心配する父親と、父親を労わる子供たち夫婦や哲夫の話が、互いに影響をもって描かれていく。 その両者相互の関係を、必ずしもすべて、台詞に置き換えないところがプロの仕事であり熟練でもある。特に気の利いた台詞があるわけではなく、親子であれば至極自然に出てくる言葉や会話で成り立っている。また、一定のテンポをもって一方向に進んでいく展開もよい。 本作品には、山田作品によく見られるメンバーを含め、いかりや長介、佐藤B作、渡部夏樹、レオナルド熊、ケーシー高峰、松村達雄、奈良岡朋子、山口良一、浅田美代子、谷よしの、らが出演している。こういう顔ぶれを揃えるのは、キャリアの短い監督にはできないが、たくさんいても適材適所に使わないと失敗する。本作品では、出番の長さや回数をよく吟味しての登場となっている。 中でも、田中邦衛に注目しておきたい。小型トラックの運転手役だが、しょっちゅうぶつぶつ文句ばかり言っている憎めない人柄のオヤジだ。彼は追突事故でムチ打ちになり、哲夫が見舞いにいくシーンがある。そこでの二人のやりとりは絶品だ。 永瀬正敏は、よい作品に当たったと思う。タキさんの車で配達中、征子に夢中になっている哲夫は、タキさんのぶつぶつ言う文句にはうわの空だ。あのシーンの表情はよかった。 音楽は松村禎三で、さりげないクラシカルな音楽が、各シーンを上手に演出している

  • kaz********

    4.0

    岩手のおじいちゃん、釣りバカ日誌のスーさんと重なってしょうがなかった

    この映画は、岩手のおじいちゃんと東京に住む長男、次男の話です。 私、釣りバカ日誌が好きで、これまでかなりの本数観てきたせいか、岩手のおじいちゃんがスーさんと重なってしょうがなかった。 岩手のおじいちゃんの趣味が釣りでなかったことが救いである。 和久井映見がなかなか輝いていた。

  • e51********

    4.0

    ネタバレ話すっかり忘れてました。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kat********

    5.0

    本当の幸せとは

    現代社会は格差社会だ、お金がない、仕事が無いなど気が滅入る話題ばかり。 映画では人が集まって繋がっている事に幸せを感じていた事に改めて気づかせる。

  • so_********

    4.0

    ありがちな平凡の中に…

    どうしても原作を丁寧になぞると商業映画としては成り立たないのだろうが、もう少しじっくり見たい映画。ありがちなテーマで平凡な情景を切り取ってるんだけれど、1秒たりとも飽きさせない山田洋次監督の手腕はさすが。デカ過ぎる三國蓮太郎が気になるけど、永瀬正敏と和久井映見と3人の人物が際立つ。秀作ですね、今の俳優と映像でリメイクが見たいくらい。

スタッフ・キャスト

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三國連太郎浅野昭男
永瀬正敏浅野哲夫
和久井映見川島征子
田中隆三浅野忠司
原田美枝子忠司の嫁、玲子
浅田美代子哲夫の姉、とし子
浅利香津代哲夫の叔母、綾子
ケーシー高峰哲夫の叔父、守
浜村純田舎の老人
いかりや長介おっさん
梅津栄三沢
中本賢バイト先の板長
小倉一郎哲夫の隣人
村田正雄昭男の戦友、藤田
松村達雄昭男の戦友、寺尾
中村メイコ征子が務める会社の事務員
音無美紀子浅野きぬ江
奈良岡朋子昭男の隣人
田中邦衛タキさん

基本情報


タイトル
息子

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-