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母の眠り (1998)

ONE TRUE THING

監督
カール・フランクリン
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3.85 / 評価:67件

母に教わった大切な生き方

  • debbyharry555 さん
  • 2010年5月23日 10時26分
  • 役立ち度 16
    • 総合評価
    • ★★★★★

専業主婦が希少な存在になりつつある昨今、私の母親世代にはごく一般的なものだったし、そうあるのが良しとされた風習もあったようで、女性の幸せとはというものを既成概念として社会から植えつけられる帰来もありました。

次第に豊かで便利な時代がやってきて女性も経済的自立を目指す風潮が高まってきましたが、働く独身女性の一人としてバリバリ働いていた頃の自分を振り返ってみると、自分にも愛情持って家事(料理・洗濯・掃除・健康管理・等)を担ってくれる奥さんが欲しいなぁなんて思ったりしたものです(笑)。

専業主婦だった母親の存在ってすごく大きな存在だったんだなぁとつくづく感じさせられます。まさに家族みんなの光そのものです。いてくれるだけで癒される。そんな母を過小評価してしまっていた自分が恥ずかしいです。父だって食べさせてやってるのは俺だみたいな亭主関白の典型のような人でしたし、それを見てきた子供の私も母のようにはなりたくない、経済的に自立しなくちゃいけないと思うようになりました。母も私の考えに反対できずにいた面もありました。

気がついたら権威に従順になれない人間になっていました。常に自由を捜し求めるようになり目の前の幸せに気づかないどころか、それをとりこぼしてきた部分もあったように思います。でも、

失ったものを取り戻すより今あるものを愛すること。

これが大事なんですね。
メリル・ストリープ演じる母親の言葉にはまさに魂が吹き込まれています。そこには経済的自立だとか女性だからといったものを超越した世界観があります。

どれほどの修行を積んでも母の偉大さにはかないません。母への感謝の気持ちをこれからの生活の中で可能な限り表現していきたいです。

さまざまな事情から子を持たない女性も増えている現代社会。家族とか社会への考え方も時代に応じて変わりつつあると思います。そんな時代の変化にあっても常に通用するメッセージが刻み込まれている素敵な作品だと思います。

詳細評価

物語
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演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
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  • 知的
  • 絶望的
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