takamath
4.0点
ラストキング・オブ・スコットランドのオスカー俳優が主演。 ジャームッシュ節は薄いが、マフィア映画として、なかなか見応えがある。 笑いを期待すると、肩透かしを喰らうが、いくつかのポイントでは笑える。 まあ、笑いは期待せずに、オジサン俳優たちの味のある演技を楽しみたい。 葉隠入門、羅生門、武士道などの日本の古典が出てきて、その引用がストーリーのキーになっている。 地響きのようなヒップホップの轟音が、映像とすごくフィットしている。 ジャームッシュ作品群の中では、最もストーリーがしっかりして意味を持ち、ちゃんとしている、と言えると思う。 20210718 ホワイトシネクイント ジム・ジャームッシュ・レトロスペクティブ
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