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サマー・ナイト (1982)

A MIDSUMMER NIGHT'S SEX COMEDY

監督
ウディ・アレン
  • みたいムービー 20
  • みたログ 49

3.62 / 評価:13件

夏の夜の夢はモヤモヤしちゃうぜ(笑)

  • ser***** さん
  • 2010年4月11日 22時48分
  • 閲覧数 424
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

春ですなあ(爆)
桜が既に散り始めた頃、競馬ファンにはG1の季節、という事で牝馬クラシック桜花賞、に惨敗して馬券も無残に散った後、知り合いの女優が出ている芝居を見てきたのだが・・・いやあ、こちらは青春真っ盛り!
なんと思いっきりセッ○ス大好き、万歳!って話(爆)、まだ春も始まったばかりというのに青春やってるオッサンどもは単なる変態かそれとも?(笑)

とにかく少子高齢化、最近では草食男子なる言葉が流行るぐらい、日本人の下半身事情は世界に比べて散々たる有様。そのくせ巷ではAVだのロリコンだの、世界に類をみないぐらいエロが氾濫している昨今ですが、何故かこーいう話になると、人々は
「はしたない!」
の一言でサッサと会話を中断してしまうもの。しかし本日の劇団は堂々とそのえげつない言葉を連発、堂々と好きだ、と叫ぶ姿に、いつもはインテリぶった顔をしてる私も、膝をポン、とカミングアウト。
「オレも好きだぁ~、○○!」(爆)

で、この映画。
そう、インテリの代名詞ウディ・アレン先生の【セックス喜劇】である。
この人が大好きな所、それはコンプレックスな自分を見事にひけらかして笑いにする自身の潔さだ。インテリとか文化人とやらはとかく、人より自分が優秀だ、という姿をひけらかす事で庶民、と一線を画す様な上目線の態度で物事を語りがちだが、何故かアレンは自分をチビで近眼でちとばかり髪が薄く、さらにはイヤミなユダヤ人、という卑下を繰り返す事で逆にインテリという仮面をはずし、さらには下半身にはあまりにもお粗末、的なカミングアウトをする事で愛された作家だ。確かにインテリが好みそうな題材を映画にもするが、彼の真骨頂はむしろ自分自身を投影したこれらのセックス喜劇にある。

その名もズバリ「ウディ・アレンのSEXのすべて」(本当はもっと長い題名だ)はまだスタンダップコメディアンとしてのコテコテな笑いが強いのだが、本作はまさに充実した男女の下半身の笑いを見事にひと夏の夜の話に凝縮して、
「インテリだってフツーの人間だ。○○して何が悪い!」
とばかり、まるでアニマルの如く男女がやったり離れたり、と男女の間のモヤモヤッ、とした瞬間を描き出す。これが面白い何の。

とにかく下品、にならない。見事にそれらの感情と欲望を独特の会話とユーモアで綴り込み、そのインテリの顔の下にちゃーんと下心を織り込むあたりのアレンの話術は、まさに
セックスは悪いものではない、正しいものなんだ、という彼の純真なる姿を体現していて私は大好きなんだな、この映画。しかも主な登場人物はたった6人。ムダがない。彼らが繰り広げる恋の鞘当てはまさにシェイクスピアの香りがする。

ま、とにかく真のインテリは自分の下半身事情も隠す事無く、堂々しているものだ。
イタリアの巨匠フェリーニだって、堂々と自分の性癖を映画に映し出す事でマエストロ、なのだ。ちんたら言葉では偉そうに言いながら、下半身については口を閉ざすヤツなど私は信用出来ません。だからPTAの教育ママなんぞの言葉はてやんでえ、ってな話です(笑)。

それにしても暖かくなれば人間、今まで閉じこもっていた穴から這い出してきて、いろいろ行動を起こす季節になってきましたが(笑)、性に対しては正直になってもよろしいが、間違っても電車の中や公けの場では慎むよーに(って当たり前じゃ! 笑)
でも親しい中ではそれなりに下ネタもよろしいかと。
「いわせねーよ!」
なんてマジな顔して言うヤツは大抵がエセ野郎ですので気をつけましょう(爆)

ちなみに本日見た劇団の名前は「まん○」だって。
○、の中には何が入るのか、と想像した皆さん。あんたも好きねえ(笑)

答えは「まんまる」、だそうな。えー、だってどー考えても・・・と考えたあなたは立派な下ネタ大好き人間ですよ(爆)

詳細評価

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