さよならをもう一度

GOODBYE AGAIN

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さよならをもう一度
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(13件)

ロマンチック20.7%切ない20.7%悲しい13.8%知的10.3%泣ける6.9%

  • bar********

    3.0

    さよならをもう一度

    さよならをもう一度。サガンの『ブラームスはお好き』が原作です。 イングリッド・バーグマン、イヴ・モンタン、アンソニー・パーキンスというそうそうたるメンツが揃った映画ですが、映画の内容は必ずしも良くありません。 主人公であるポーラの揺れ動く心情を語ったメロドラマですが、特筆すべき点はたったそれだけです。感傷的な内容の反面、語られることは多くありません。それに加えて曖昧な感情を描写するシーンが非常に多く、感情移入できなければ発狂するくらい退屈です。私は感情移入できませんでした。導入部分は余計な会話シーンや物を動かしたり着替えたりするシーンで構成されていて、それらの意義が不明確であり、単調で何を伝えたがっているのかわかりませんでした。1961年という制作年を考慮して、レトロでお洒落な雰囲気を作ってそれに乗ってもらおうとしたんでしょうか。すみません、じゃっかん私の主観が入っています。ここでお洒落な雰囲気が気に入れば、そのままポーラの心情にぐっと近づけるかもしれませんね。 イングリッド・バーグマンは熱演していますが、イヴ・モンタンとアンソニー・パーキンスは正直に言って役不足です(正しい意味の役不足=役者が良すぎるということです)。モンタンとパーキンスはこんな役にふさわしくないほどいい役者です。誰でもできるような簡単な役柄で、その辺の知名度のない役者で十分だったと思います。 先ほども申し上げましたが、着替えたり物を動かしたり、他愛のない会話をしたり、そういう意義の不明確なシーンが多すぎます。大筋には全く関係のない、どんなことをしていてもいいシーンです。それをだらだらと見せつけられるのは苦痛です。ポーラの心情を象徴で表現すべきだったと思います。そうしてあくまでドラマチックにわかりやすく表現しなければ視聴者に困難を強いることになります。バーグマンでなければ駄作です。雰囲気だけがいい空疎な映画になっていたでしょう。 ラストのシーンだけはポーラの苦悩がまた逆戻りしてしまったような、意義深いシーンになっています。ただ唐突にそういうテーマが出てきた感があって中途半端な気がします。結局はメロドラマであり、感傷的表現が主な映画でした。他愛のないセリフで。そういったアンバランスなところがやはり気に入りません。

  • 一人旅

    4.0

    嫌がるポーラに元祖“壁ドン”

    TSUTAYA発掘良品よりレンタル。 アナトール・リトヴァク監督作。 パリを舞台に、室内装飾家の中年女性・ポーラ、ポーラの浮気性の恋人・ロジェ、ポーラに想いを寄せる弁護士の青年・フィリップの恋の行方を描いたドラマ。 離婚歴のある年上女性(40歳)と年下の青年(25歳)の恋の顛末を描いた恋愛心理ドラマの佳作で、イングリッド・バーグマンが愛と理性の狭間で揺れる主人公・ポーラを熱演している。バーグマンが出ていれば、それはもうバーグマンのための映画になるわけで。『イタリア旅行』や『不安』のアンニュイな演技、『追想』のミステリアスな演技、『サボテンの花』のチャーミングな演技、『秋のソナタ』の冷徹な演技。どれを取っても一流で、演技の幅が広い。それでいて親しみやすい雰囲気の持ち主という鬼に金棒の大女優。 本作のバーグマンは、離婚歴のある40歳のインテリアデザイナーという設定で、5年間恋仲にあるプレイボーイの中年男・ロジェとの関係が行き詰りつつある中で、ある邸宅で出会った25歳の弁護士の青年・フィリップに猛烈アプローチされる、というお話。愛を愛で返してくれない不誠実なロジェとは異なり、フィリップは情熱溢れる青年で一途にポーラを愛する。フィリップは「歳の差なんて気にしないよ!」と主張するが、それでもポーラは年下男性との恋愛に引け目を感じてしまう。独身中年女性の哀しい性。本物の愛情よりも、世間体を気にするあまり身の丈に合った相手に気が向いてしまう悲劇。クライマックスでバーグマンが叫ぶ“これを言っちゃあおしまいよ”的セリフが悲しい。 共演はイヴ・モンタンとアンソニー・パーキンス。イヴ・モンタンはプレイボーイ派の俳優という印象よりも、個人的にはコスタ=ガヴラスの映画に出てる悲劇の人というイメージが強い。本作のプレイボーイ(ロジェ)役は悪くはないのだが、期待していたほど印象に残らない。題材的には『サボテンの花』のウォルター・マッソーでも充分いける。アンソニー・パーキンスはご存知『サイコ』のノーマン役で知られる個性派俳優。サイコな二重人格野郎から熱愛青年弁護士への華麗なる転身だが、前年に出演した『サイコ』のサイコな演技が若干踏襲されているような、いないような。店先でポーラを待ち伏せしたり、嫌がるポーラに元祖“壁ドン”を披露する姿はちょっと狂気的。

  • 東京宜しく

    4.0

    バーグマンのセクシーライン

    バーグマンってこんなに美しかったんだ! カサブランカは特に印象になくて さすが絶世の美女!虜になりました。 自分も大人の目線になったのか バーグマンの大人の後ろ姿の柔らかいラインがとってもセクシー アンソニーパーキンスとイブモンタンの年齢差にもちょっとビックリ知らなかった 昔はあんな役回りだったのかな そしてラストシーンでまた繰り返す女の性 そういえば僕の知合いの美女も繰り返してた 娘のブルーヴェルヴェットをもう一度見てみよ

  • sei********

    4.0

    ネタバレパリを舞台にした名優達の三角関係。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 琥珀

    5.0

    トニパキの魅力にやられました・・・

    中学か高校の頃、サガンの小説を読み漁ってたエセ?文学少女時代に、映画ファンでもあった私は、「ブラームスはお好き?」(この作品の原作)にでてくるこの年下の青年と、映画で演じてるというアンソニー・パーキンスを重ね合わせて恋をしました。 でもその頃はビデオレンタルしかない時代で、今程ソフトになっていなかったので観ることは叶いませんでした。 ・・・観たいと思いながら月日は流れ・・・かなり流れ、昨年やっとテレビでですが、観る機会があり、思い描いていた以上の作品で、感激しました。顔が小さくて手足の長いトニー、母性本能をくすぐりつつもエキセントリックな表情を垣間見せる彼の魅力に20年以上の歳月を超えて再び落ちてしました。 と、ミーハーな見方ですが、年上の女(イングリット・バーグマン)の方と同年代になってしまったので、小説を読んだ時とは又違って、彼女の気持ちもよくわかるようになったことにしみじみします。 でも彼女は十分美しい40代(多分)で、さすが大女優、脱帽です。 想像の中で、あんな年下の美青年に思われる恋をしておきます。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

カンヌ国際映画祭第14回

男優賞

基本情報


タイトル
さよならをもう一度

原題
GOODBYE AGAIN

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-