あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(160件)
- JUNJUN
1.0点
なんなんだ?この裏切り合い。それなのに一緒に演技したり。 全く意味がわからない。
- tok********
5.0点
なんの知識もなく見たのだが、なかなか面白い香港映画だった。 京劇を通して日中戦争や文化大革命のときの出来事が映像として描かれており興味深く見ることができる。
- sou********
4.0点
この映画は、後数回は観るでしょう! 正直、覇王別姫というものが、京劇の演目とも知らず…いやあ…覇王項羽が虞姫との離別のシーンがタイトルなのね…。これはお恥ずかしい。 そりゃ、歴史的にも名場面でしょ。四面楚歌という言葉まで生まれている。 そもそも、京劇ってシャンシャン鳴る楽器と隈取りくらいしか知識もない。三国志好きとして、関羽や張飛が人気の演目があるらしい…って知識がギリギリの線。 それから…サモ・ハンやジャッキーが子供の頃に修行した環境ってのもあるなぁ…。コレを思い出させてくれたのは、劇中の檄ヒドお師匠さんの修行のシーン。最早、虐待レベル。 まぁ、げんなりさせられるシーンではあるが、どんな立場の人間が京劇の舞台に立って、どんな修行時代があったのか、当時の舞台裏を教えてくれているようだ。ジャッキーのコメントでも、京劇の修行時代は大変だったと聞くし。 さて… 妓楼から京劇の劇団へ連れて来られた少年が、女形として大成し凋落していく姿を描く物語なんだけど、序盤は撮影自体も虐待レベルに近い演出なのね。 キャスティングの妙とも言える性別不詳に見える男の子が、女として演技訓練を延々とさせられるワケ。コレそのものが、今の西洋映画界では撮影できないかもね。 この件に関しては、僕自身は微妙な感覚を持っていて、自分と異なる者を演じるからこそ役者でしょ?とも思う。 なんにせよ、この手のシーンがあって、頑張ってる演技を観たら悪い事だとも思えず、貴重な映像として残るような気もする。 とっても苦労して、少年は女形として蝶衣と名乗り成功する。相手役として成功するのが兄弟子の小楼。2人は修行時代を助け合いながら絆を築き、大人になって項羽役と虞姫役として有名になる。 そこには、女形として育てられた蝶衣の恋心が生まれ、普通に女遊びをする小楼との距離感も描かれる。日常生活に虞姫が憑依したような蝶衣なのだ。 同時に、背景は、清朝から第二次世界大戦を経て文化大革命までの激動の時代であり、京劇が辿った運命も描かれる。 この、役者を通しての物語が、時代の波に翻弄されていく姿が秀逸。そもそも物語が深い哀しみや切なさを含有していて、そこに覇王別姫の演目がシンクロしていくワケ。コレはお見事! そして、色使い。独特の世界観をもった色使いで物語が進むけど、いきなり普通のカラー映像になる。あそこは…ぬぬぬッ!だ。意図をキャッチしたいシーン。 鏡越しの演出もやたら多い。この意図も読み解きたい。 ラストの、役者としての結末もお話としてお見事。悲劇ではあるが、妖艶なレスリー・チャンの演技が素晴らしい。虞姫として名声を得た少年は、最後まで虞姫だった。
- m-kity
5.0点
ネタバレ素晴らしい映画
このレビューにはネタバレが含まれています。 - happola
5.0点
ネタバレ映像、音楽が素晴らしすぎる。
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ゴールデン・グローブ第51回
カンヌ国際映画祭第46回
NY批評家協会賞第59回
LA批評家協会賞第19回