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ザ・リバー (1984)

THE RIVER

監督
マーク・ライデル
  • みたいムービー 17
  • みたログ 133

3.63 / 評価:24件

苦難の人生を観る者に苦痛を与えず描く作品

  • hoshi595 さん
  • 2012年6月25日 4時44分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

メル・ギブソンに出会ったのは「マッドマックス」だったが、
異色アクションに度肝を抜かれたものの、その後しばらくは
ピーター・ウィアー監督の「危険な年」など骨太な映画が
続く。本作品も、そういった作品の一つで不屈の精神力を
持つ主人公を好演。

共演のシシー・スペイセクを知ったのは「キャリー」であり
最後のシーンは心臓が止まるほど驚かされた。当時26歳だった
とは夢にも思わなかったが、最初から演技派だったのだと
納得の一作である。

物語は、この二人が夫婦役で、大自然の脅威に生活を脅かされ
ながらも逞しく生きてゆく模様が描かれていく。

1984年制作ながら、現代の日本が抱えている問題と良く似た
テーマを扱っているので、古さは感じられない。

監督は、ベット・ミドラーとジェームズ・カーンが共演した
感動作「フォー・ザ・ボーイズ」のマーク・ライデル、
音楽は「スター・ウォーズ」等多くの映画音楽を手掛けた
ジョン・ウィリアムズとスタッフも一流である。

もう一人忘れてはならないのが、「アーバン・カウボーイ」で
ジョン・トラヴォルタと共演しているスコット・グレン。
存在感あふれる演技は、「ライトスタッフ」などで広く知れ渡る
のだが、むしろ地味な脇役が多く、映画界には欠かせない俳優。

本作品は、後に飛躍したスター達の初期の作品でもあり興味
深いのだが、シリアスなテーマなのに、必要以上に残酷な面を
見せていない点に好感が持てる。

逆に言えば、少し綺麗に描きすぎている面もあるのだが、
観る者に苦痛を与えなくても、メッセージが伝われば良いので
社会派ドラマとしては後味が良かった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
  • 切ない
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