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山河遥かなり (1947)

THE SEARCH

監督
フレッド・ジンネマン
  • みたいムービー 11
  • みたログ 40

4.50 / 評価:17件

search

  • オレンジ14 さん
  • 2016年4月1日 13時50分
  • 閲覧数 587
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

山河遥かなり、フレッドジンネマン監督作品
アウシュビッツに収容されていた心を閉ざしてしまった子供と米軍兵士との交流を描いた作品

収容されていた子供の描写がきっと分かりやすくではあるが体に番号が刻まれていたり収容所でガス室送りになった人の衣服のの仕分け自分で親の死を確認したり、ナチからの弾圧に米軍または大人にも恐れを持って感情を閉ざしてしまった子供の描写が描かれる、そんな子供はその経験から悲しむ感情も封じ込めてしまったようで、特に女の子が淡々とした受けてきたことを話す描写はある意味今の自分よりも大人なくらいに感じてしまう、それだけ心を閉ざしてしまっているようだ、戦争の犠牲者特に子供を描くので辛い

赤十字のマークから逃げる、ナチに赤十字が取り込まれていて赤十字がホロコーストに協力していた赤十字の最大の汚点、舞台は戦後で連合軍側の赤十字だが同じマークに反応して逃げ出す戦争後遺症だ、子供の中に主人公カレルがいる
カレルは川に逃げたことにより水死扱い、間を悪くして母親が現れここで行き違いが発生する

そのような戦争孤児カレルとモンゴメリークリフト扮するスティーブ(スティーブンソン)が出会い交流が始まる、カレルは大人が怖いしかも言葉を話さない英語圏の子供ではない(チェコらしいですね)、最初はやはりスティーブを怖がってしまうが自分達はナチではなく助けに来たと示すようにナチでは収容所に監禁されていたが スティーブはどこでも出入り自由と開けっぱなしにして逃げても決して追わずにいつでも受け入れる体制を見せる
そうしてカレルとの閉ざしてしまった心を解きほぐしていくyes、noの簡単な言葉から意志疎通が図られる、始めて喋った件が面白くもあるのだがここから暖かな交流が深まっていく、カレルの閉ざしてしまった心をもう一度、何か信用する心を取り戻してあげることがこれから生きる特に収容されていた子供には必要であり、なぜスティーブがこんな優しいかと、彼は劇中で『自分が子供の頃よりマジだ』というが、もちろん戦争を通し皆が傷ついた、スティーブのような人がいてもおかしくないが舞台は1947年ほどだろう、公開当時の時代設定であったと思う
彼は二十代の位の若い兵士が子供の頃は二十年代後半から三十年代だろう、ちょうど世界大恐慌で辛い少年時代を通過してここにいる彼が子供思いなのもカレルを見て自分と重なったんだろうと思う、間接的ではあるかもしれないが第二次世界大戦を引き起こすのを加速させたのは世界大恐慌だ、戦争から心を回復させて人に、子供だけではなく周りも戦争は終わったんだと新たな時代を、そして反戦も込めて親じゃなくてもこうして助けてあげること、そういう時代になってほしい、素晴らしい作品

またカレルが心を回復させて、でも本来カレルがいるべき場所へ戻してあげる、そこの母を思い出し求める描写も、泣けるし感動的、そこのドラマはご都合的だが母親とのすれ違いも描きドラマ性でやはりスティーブとジム(カレル)は別れるのかなどうするかなど展開も気になるし母親もそれを通しカレルを失ったと思っていたがスティーブと同じように戦争孤児たちの力になろうとしていたのも、皆がこうなってほしいと思ってしまった映画でした、ラストは本当に原題THEsearchスティーブのしてあげたことも母親が最後の行動も物語上かかっていて人と人との交流から生きる力を貰える本来そうであってほしい、感動的でした

詳細評価

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