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三銃士 (1993)

THE THREE MUSKETEERS

監督
スティーヴン・ヘレク
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  • みたログ 1,217

3.22 / 評価:178件

三銃士、ダルタニアン、どっちが英雄?

  • しんまん さん
  • 2012年9月30日 14時40分
  • 閲覧数 2320
  • 役立ち度 14
    • 総合評価
    • ★★★★★

17世紀、フランスはパリ。
ルイ13世の下、
王に仕えた三銃士と近衛銃士隊は史実として有名であり、
数々の映画でその功績が語り継がれている。
私は三銃士と言うよりも四銃士でも良いのでは?
と思うが、そうはいかない。

王の座に就こうと三銃士ら銃士隊を解散させたのが枢機卿である。
三銃士が姿をくらまし再び近衛銃士隊を復活させたのがダルタニアンである。
では、どちらがフランスの史実として英雄なのだろうか?

本作では三銃士は勿論の事だが、むしろ主役はダルタニアンである。
ダルタニアンが銃士隊の入隊を目指し、
政権を握ろうとする王に立ち向かい
それを三銃士がフォローすると言ったストーリーである。

本作ではダルタニアンにクリス・オドネル、アラミスにチャーリー・シーン、
アトスにキーファー・サザー・ランド、ポルトスにオリバー・ブラッド
を起用している。

しかし17世紀の銃士を再現するが為のメイクで誰がだか区別がつきにくい(笑)
ポルトスは長身で女好き、
アラミスはミステリアスな部分があるロマンチスト、
アトスは現実主義。
これは史実に基づいており、
酒場で女の口説き方をダルタニアンに教えるシーンが象徴している。

そして本作はディズニー配給映画と言う事もありライトでコミカル
な描写がされている。
剣闘のシーンなんかはCGもない為、かなり茶番に見える(笑)
三銃士が並んで合わせて剣を抜き「や~!」と言う姿はかっこよくも笑える。
「ダチョウ倶楽部か!」・・・と思わず突っ込んでしまう。

また歴史大作と言うのはセットや衣装にお金を掛けているのが特徴だが
本作でも銃士隊の衣装がかっこよく見所でもある。
そして馬車や馬を上手く活用したアクション描写がされている。
少しA・バンデラスの『マスク・オブ・ゾロ』に雰囲気が似ているか。

個人的にはレオ様の『仮面の男』が全てに於いて三銃士映画の一番だが、
本作も何も考えずに楽しむには良い映画だろう。

そして主題歌ブライアン・アダムスの「All For Love」が
三銃士のスローガン「All For One,One For All」
~全ては一人のために、一人は全てのために~「一心同体」
にマッチしていて非常にかっこいい!

本作と『仮面の男』を見比べると、
三銃士とダルタニアンの関係が微妙に変化している事が分かる。
本作では三銃士とダルタニアンの出会いと
ダルタニアンが銃士隊に入るまでのルイ13世の時代。

『仮面の男』では三銃士が引退し、
ダルタニアンがルイ14世の側近の銃士隊長になっている。
つまり『三銃士』を観て『仮面の男』を観ると、
まるで二つの映画のストーリーが繋がっている様に感じるから面白い。

そして三銃士がダルタニアンの師であり、
三銃士がダルタニアンの手助けをし成長させた事は間違いないだろう。
しかし、どうも映画的にはキャスティングしかり
ダルタニアンをヒーロー視した描写に思えて仕方ない。

「映画」ではダルタニアン、「史実」では三銃士、
どちらも英雄に変わりはないと言う事だろう(笑)

詳細評価

物語
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