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36時間 (1964)

36 HOURS

監督
ジョージ・シートン
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3.50 / 評価:8件

第2次大戦と次の戦争の間の、リラックス感

独裁国家なら、メディア管理でウソを徹底できても、現実の環境をどこまでねつ造できるだろうか。また、いくら機密情報が欲しくても、対象となる連合軍上級スタッフを捕まえる保証もないのに、英語がうまいドイツ人を集めて、大規模な病院を建設するはずがない。

別の映画『バルジ大作戦』で、アメリカ兵に化けたドイツ兵特殊部隊が活躍するが、最後は失敗する。この『36時間』は、事実とは無関係のようだし、映画史に残るほど評価されているわけでもない。むしろ異色作で、1964年だから、戦争映画も出尽くしたので、少し違う、スパイ映画風の味付けをしたかったのではないか。

俳優はほぼ全部が英語圏の人で、かえって作りやすかっただろう。アメリカ軍人に化けたドイツ人看護婦のアンを、アメリカ女優が演じる、という趣向で、その演技も含めて、戦後20年の、過酷な大戦争の記憶がやや薄れ始めたころの雰囲気を、味わってみたい。・・・その後の第2次大戦映画は、ベトナム戦争やイラク戦争の現実もあって、かえってまじめになり、厳しい戦場をリアルに描こうとする傾向がみられる(1969年の『レマゲン鉄橋』、近年では英国映画『The Last Drop』、米国映画『ハクソー・リッジ』など)。それはよい傾向だと思います。

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