監督の映画愛
- ぬまつ さん
- 2020年9月23日 22時15分
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- 総合評価
ビリー・ワイルダーの今作以降の更なる活躍を感じさせる。
構成は6年前の「深夜の告白」のよう。女優の怪演や、コミカルな毒の入ったやりとりなどは8年後の「情婦」のよう。
彼の作品これくらいしか見てないから他に比較はできないんだけど。
ラストに監督の映画愛を感じますね。
あー、最初のはこう繋がったのかぁ、で終わるんだろうなと思っていたら、そこから何ともたまらない美しく切ない芸術的な階段ウォークが挿入されます。
しかしこれで主演女優賞獲れなかっただなんて。
ウィリアム・ホールデンもさすが堂々とした振舞いでした。
ただ、売れない脚本家が初っ端からあそこまで偉そうに往年の大女優とやり合うのはちょっと生意気すぎだと思いましたが。
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- 切ない
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