レビュー一覧に戻る
三人の女

三人の女

3 WOMEN

124

どーもキューブ

4.0

ロバートアルトマン監督、3人の女

1985年、音楽ジェラルドバズビー。製作、脚本監督ロバートアルトマン。 テレビ編集マン、テレビ戦争物「コンバット」監督。「ジェームスディーン物語」などを撮りあげ監督デビューも遅い、故ロバートアルトマン監督。 多人数の人間関係をラストに向け同時進行で描ききるアンサンブル映画を表現してきました。 結婚式の様々な顛末を散りばめた「ウェディング」 戦争を外科手術の気楽な医者二人からドタバタに魅せるカンヌ映画祭受賞作品「マッシュ」 村上春樹が大好きなレイモンドカーバー原作。些細な日常に垣間見る異常な人々の素顔長編日常アンサンブル「ショートカット」 ファッションショーに向け、様々な人々が押しかけは、魅せる「プレタポルテ」 じっくり魅せる舞台劇のようなホテルのバーの男と女「フールフォーラブ」 遺作も素晴らしい音楽ラジオ番組を巡るミュージカルアンサンブル「今宵、フィツジェラルド劇場で」 お気に入り監督のロバートアルトマンであります。 失敗作満載のロビンウィリアムスがアニメの主人公に扮した「ポパイ」 シェリーデュバルがオリーブ役。これがコケて80年代は不遇な時代に入ります。こういう作品群もアルトマンには沢山あります。 本作、幻のソフト化されてなかった作品。シェリーデュバル、シシースペイセク が、主役!「キャリー」の女の子。「シャイニング」のお目のシェリーが主役だって! どんな映画だよ!とフィルモグラフィを見ながらいつも気になっていました。 良品発掘というか幻発掘が得意なキングレコードさんの発売によりソフト化DVD鑑賞いたしました。 うわぁ、これは長らく お蔵に入るのわかるわぁ! こないだ見た「ラストタイクーン」もそうなんですが、なかなかの「?」難解な部分 「えっ!どうなってんの?というラストでございます。 今じゃ絶対作れない賭けのような作品です。 ラストは、そういうことかなぁと類推するラスト。 作品冒頭からなにやら 不穏な旋律 まるで夢景色のような心地 物語は、とあるリハビリテーションセンターに勤めるシェリーデュバル。そこに不思議な変わり者シシースペイセクが働きにきます。二人はルームメイトになるんですが、そこのアパートには謎の絵描きの女性がいました。はたして、、、、。 もう冒頭から不穏で、無駄な感じのエピソード満載で一体映画はこんな癖の有りすぎる二人をどうするの?みたいな展開です。 シシーが、まあ若い事。こんな子いるなぁみたいな奇妙ぶり。 そしてシェリーの奇抜なイエロールックス必見、なんかだんだん憐れみの感情が湧いてきます。 中盤の顛末の素晴らしいブレイク。そして観客の思考をひっくり返して蓋をする驚きの思考停止ラストは、私も参りました。 これは、わからんなー すべらんなーじゃなく 絶対訳、わからんなーです(笑) こんな映画を存在させる事がロバートアルトマンですね。 ある意味本当に 自主映画の匂いもします、すんごい贅沢な自主ですが。 幻想的な音楽と波、プールのイメージ、不気味な壁画、不穏な関係性の三人。 最後前の驚愕なオチ前は、なかなかの余韻を与えます。 アルトマンの夢からオリジナル物語のようですね。 いやぁシェリーデュバルは、本作でカンヌ映画祭の女優賞を受賞しています。 いやぁこんな余韻の映画は、初めてでしたね。ある意味挑発的不気味な作品です。 はっきり言ってアルトマン作品群の中では 「ポパイ」や 「クィンテッド」に続く失敗作の系譜です。観客を煙にまくという意味で。 ラストは自分なりの解釈で私も謎胸騒ぎな本作をおさめました。 さて ロバートアルトマンが魅せる 三人の女 ぜひこの挑発作品に挑戦してみては? 追伸 アルトマンは、本当に個性的な作品を撮りますね。アメリカの映画監督ですが、感性は、ヨーロッパの監督のようなセンスを感じます。 ○TAYAで売ってる「バードシット」 「アルトマンのイメージズ」 「ストリーマー」などまだまだアルトマンの失敗作群見てみたいと思ってます。 あと、ビデオ発売されてた「ボウイ&キーチ」DVD化お願いします。

閲覧数1,458