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三人の名付親 (1948)

THREE GODFATHERS/3 GODFATHERS

監督
ジョン・フォード
  • みたいムービー 9
  • みたログ 141

3.64 / 評価:56件

聖書に当たる暖かな光

  • スタンリー さん
  • 2020年3月25日 6時13分
  • 閲覧数 601
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

砂漠で保安官に追われる強盗グループが水場を求め彷徨うが、向かった先には水は無く、出産直前の妊婦が残されていた。
亡き母親と約束し、残された赤ちゃんを無事救い出すという筋だ。

馬車の荷物に残された聖書を手にし、全てはここに載っていると言うキッド。
これ以後、キッドは目を天に向けるようになる。
骨折の予後不良から、自らの死期を悟っていたのだろうか。
天に救いを求める宗教的な物語だ。
たびたび聖書に当たる暖かな光の描写も、仄かにそれを思わせる。
しかし決してやりすぎることなく、優しいライティングで印象的だった。

干上がった塩湖を渡るシーンで2人が相次いで召されると、ジョン・ウェインの足取りは一層重くなる。
サボテンから抽出した”聖水”を赤ちゃんに与えながら踏破するが、力尽きて倒れると天国の2人がそれぞれの口調で元気づけてくるのがグッと来る。
後ちょっとだけ踏ん張ってみる、見守っていてね神様・・・そう思い立ち上がるのだ。
洞窟から出ようとするとき、サボテンの陰から救いのロバが。
それはまるで宗教画のように神々しくスポットライトを浴びていた。

赤ちゃんに右往左往する3人の男という構図は、後の映画にも度々見られる設定で、それらの古典的な作品と言えるだろうが、あくまでも西部劇に徹するのがこの作品。
賛美歌を歌うキッドの美声にも注目。

詳細評価

物語
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