ここから本文です

幸せはパリで (1969)

THE APRIL FOOLS

監督
スチュアート・ローゼンバーグ
  • みたいムービー 35
  • みたログ 53

4.11 / 評価:37件

未来に向かって走れ、レモン!

  • 一人旅 さん
  • 2017年9月10日 0時22分
  • 閲覧数 675
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
スチュアート・ローゼンバーグ監督作。

お互いに家庭を持つ男女の恋の行方を描いたロマンティックコメディ。

『暴力脱獄』(1967)『マシンガン・パニック』(1973)『ブルベイカー』(1980)のスチュアート・ローゼンバーグ監督による大人の恋の物語。男気溢れる骨太映画を得意とする監督さんですが、こんな軽妙洒脱でロマンティックな映画を撮っていたとは知りませんでしたね~。

主演は名優ジャック・レモン、相手役にカトリーヌ・ドヌーヴという米仏二大スターの共演が最大の見所です。ジャック・レモンは妻に愛されず家庭に居場所がない証券マン・ブルベイカーをいつものレモン調演技でライトに演じ、カトリーヌ・ドヌーヴは遊び人の夫に愛想を尽かしパリへの移住を決意する主婦カトリーヌをミステリアス風味&艶やかな表情で好演しています。

物語はお互いに伴侶がいるものの今の生活に不満を感じているブルベイカーとカトリーヌがパーティー会場で偶然出会い、惹かれ合うという既婚者同士のW不倫ロマンスの行方を描いた恋愛譚ですが、インモラルな題材とは裏腹に決してシリアスな作風ではありません。今の伴侶に見切りをつけ、新しい相手とパリで第二の人生をスタートさせたい二人の前向きな恋の奮闘がユーモラスに描かれています。

恋の障害となるのはお互いの伴侶。ブルベイカーの妻は“引っ越し狂”で毎年のように新居への引っ越しを熱望する変わった女。ブルベイカーの言葉など全然耳に貸さず、自分が喋りたいことだけをひたすらマシンガントークする鬱陶しさが腹立たしいのです。 一方、カトリーヌの夫は富豪で女遊びの激しい会社社長さん。その上支配欲がやたら強いため、パリに旅立とうとするカトリーヌをストーカーまがいの粘着対応で必死に制止します。

そんな今の不幸せでしつこい“現実”に足を引っ張られながら、それを払いのけて二人だけの“未来”を歩み出せるのか―。現実対未来の対決。タイムリミットが迫る中、空港の中を酔っ払い仲間と一緒に全力疾走するブルベイカーの姿に思わず「急げ!急げ!」と応援したくなってしまうのです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • ロマンチック
  • セクシー
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ