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JFK (1991)

JFK

監督
オリヴァー・ストーン
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  • みたログ 2,514

3.73 / 評価:656件

豪華なメンツで歴史の勉強

  • lockabbyjp さん
  • 2014年2月11日 4時04分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

3時間を越える大作政治ミステリー映画にふさわしく、とにかく出演俳優が豪華。チョイ役にまでちゃんと目配せをしている。そのあたりからも、この映画にかけたオリバー・ストーンの意気込みを感じる。

ジョー・ペシ、ケヴィン・ベーコン、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ルーカー、ドナルド・サザーランド、シシー・スペイセク・・・主演級でもおかしくない布陣。さらにわずかな出演ながら、サリー・カークランド、ロリータ・ダヴィドビッチ、ウォルター・マッソーなどなど。

ウェイン・ナイト、ロン・リフキン、ヴィンセント・ドノフリオ、エドワード・アズナーなんかは名前はよくわからないけれど、見た顔だよな、という感じのキャスティング。

印象に残ったのが、ジョン・キャンディ、ジャック・レモン、ウォルター・マッソーといった、コメディ畑の俳優陣の起用。アメリカン・ヒストリーの暗部ともいえる題材を扱った硬派な映画だからか、キャスティングで少しはマイルドに見せようという、オリバー・ストーンのバランス感覚が働いたのだろうか・・・?

現実の政治や選挙でも、見栄えがいい人材が成功を左右させることもあるわけで、映画もキャスティングによって、内容の信憑性などを高める効果もあるはず。

そういう意味ではこの映画が制作された時期のケヴィン・コスナーの起用は、大正解といえるでしょう。

ケネディ大統領暗殺事件に関わる陰謀罪として、ひとりの実業家を告発する地方検事の役を担うのは、監督・俳優として大成功を収めていた、当時のアメリカの顔を代表していたケヴィン・コスナー以外には考えられなかったはず。しかも、暗殺事件に関わる事案として唯一法廷に持ち込まれたケースだったという事実を描くのだから、信用性がとても重要になる。

オリバー・ストーンの(ある意味危険な)過剰な思想観を持った映画の内容を、観客に判断をゆだねる役割を、ケヴィン・コスナーは見事に果たしたと思います。

そして告発される実業家役で、トミー・リー・ジョーンズ。

これまでも色んな映画で顔を見かけることがありましたが、「JFK」でアカデミー助演男優賞にノミネートされてから、一気にメジャーになった感があります。「逃亡者」でアカデミー賞を受賞してからは、主演でも見かけるようになったし。さらにビックリしたのが、日本のお茶の間に進出した某缶コーヒーCMへの出演(笑)。

「ブラックライダー」でトミー・リー・ジョーンズを知った者としては、隔世の感を禁じ得ません・・・。「JFK」を経て、「ボス」にまで登りつめた彼の心情やいかに(コマーシャル出演は映画製作のための金稼ぎと言ってるからな~)。

それはさておき、

キャロライン・ケネディが駐日アメリカ合衆国大使に就任した、ケネディ大統領暗殺事件からちょうど50年経った(!)昨今に、「JFK」を観直すと、感慨もひとしおかもです。

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