あらすじ・解説
南北戦争後のアメリカ西部。横暴な牧場主ライカー(エミール・メイヤー)との対立に苦しむ開拓者のジョー(ヴァン・ヘフリン)とその家族の前に、シェーン(アラン・ラッド)と名乗る流れ者が出現する。一家のもとに身を寄せることになったシェーンはジョーの仲間の開拓者たちとも交流を深めていくが、彼らを追い出そうとするライカーの暴力は激化し開拓者の1人が殺されてしまう。やがて、シェーンは単身ライカー一味のもとへ乗り込んでいくが……。
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作品レビュー(100件)
- ソロビッチ
4.0点
「また権利の話か。あんたには他人に権利がないと決めつける権利があるのか?生憎政府の考えは違うようだ」スターレット 「一度でも人を殺せば後戻りできないんだ。殺し屋の烙印てやつは一生消えない。もう戻れない」シェーン 過酷なアメリカ開拓の生活と大自然と 敵のライカー達の理由とか見る所はなかなかたくさんあり、シェーンのカッコよさも良くて西部劇の集大成とも言える内容。ジヨーイがちょっとご都合的でラストもなぜホイホイついて隠れてるのかと。 決戦前に息巻くスターレットとケンカ始めるのはウンザリした。つか早打ちってそんな凄いか? アマプラですがラブシーンありません。 75点
- sss
2.0点
2回目観たが全くと言っていいほど覚えていなかった。 名作と思って観るとガックリしてイライラするレベル。 キッズであればギリギリ観れるかもしれないが、今の時代では退屈でもの足りない。 /3.0(202206)
- no1********
5.0点
義の為に立ち向かう・・損得より是非を。 シェーンや昭和残侠伝はぜひ、新入社員教育の教材に。 つまらない講義より、よほど役立つ。
- stanleyk2001
4.0点
「シェーン(デジタル・リマスター版)」1953 遠くにそびえる山脈。水辺で水を飲んでいる鹿。その鹿をライフルで狙う少年。遠くから馬で近寄る1人の男。「シェーン」は静かに始まる。 シェーンはジョーとマリアンのスターレット夫妻、その子供ジョーイを牧畜業者ランカーから救う。 一家が馬車で出かける際、御者台にジョーとシェーンが座っているがマリアンが後部座席に乗り込む際にシェーンは一度馬車から降りてマリアンの手を取って彼女が乗り込むのを助ける。 紳士だ。いや騎士の振る舞いだ。 ランカーの嫌がらせから一家を守る為ランカーが居る酒場に向かうシェーンにマリアンは「私のために行ってくれるのね」という。シェーンは否定するがそれは図星だ。 シェーンは騎士道物語に出てくる遍歴の騎士の末裔だ。ジョー・スターレットはアーサー王でマリアンはグィネヴィアだ。するとシェーンはランスロットだろうか? 王のため貴婦人のため命を捧げる騎士道精神が心を打つ。 恋心を秘めて貴夫人のために全てを捧げる。「無法松の一生」「座頭市物語」そして「ルパン3世カリオストロの城」を思い出す。 デジタルリマスター版は色彩と鮮明さが際立つ。 牧畜業者と開拓農民との間の土地を争う物語(ジョンソン郡戦争)をベースにした物語は1940年の「西部の男」もある。「シェーン」のジョージ・スティーブンス監督は第二次大戦に撮影隊として従軍しナチスのユダヤ人収容所の惨状を記録している。そのせいか「西部の男」ののんびりした感じはなく「シェーン」の殴り合いはかなり過酷な描写だ。 西部劇映画で何度も取り上げられた土地争いという題材だが静かさと緊張感を持って描かれた「シェーン」は他に類を見ない名作だ。
- kus********
4.0点
評価の高い作品だから見る前からハードルがとても上がっていると言えばそれまでですが…思ったより見せ場も少くシピれるところがなかったなあ…確かにラストの決闘はカッコいいのだけれどももっと見せ場が欲しかったしシェーンをカッコよく見せて欲しかった…
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第26回