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シェルブールの雨傘 (1963)

LES PARAPLUIES DE CHERBOURG/THE UMBRELLAS OF CHERBOURG

監督
ジャック・ドゥミ
  • みたいムービー 400
  • みたログ 1,777

3.86 / 評価:637件

ずっと歌っている映画っておかしいような

  • bar***** さん
  • 2019年3月2日 1時11分
  • 閲覧数 1325
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

シェルブールの雨傘。

全編ミュージカル表現というのは新しいですが、私はぞっとさせられました。
そうする必要性が全くありませんし、地の文が消えたことでミュージカル表現の方も損なわれていると思ったからです。

この表現はメリハリがないと思います。

普通のミュージカルは地の文を用意しています。そうすることによって、メロディに乗せる詩を選定し、最高の効果を生めるように設計することができるからです。

しかし全部のセリフをメロディに乗せてしまったら、そもそもミュージカルとは何なのかわからなくなってしまいますし(つまりメロディに言葉を乗せて劇をするということが、アクセントになるということですが、これは要は全部をアクセントにしてしまったということで、アクセントの意味自体が崩壊してしまうようなものです)、音楽もセリフもすべて特殊な独自効果が失われ、作品全体が漫然としてしまうのです。

メロディに乗せなければ輝くセリフもメロディに乗せたことで意義が不明確になって輝きが失われてしまいます。

それに反して物語総体としてはなかなか悪くないどころか、結構よかったんじゃないかと思っています。待たれなかったお話というのは、実は昔からちょこちょこあるんですが、それでもやっぱり切ない、胸がかきむしられるような気がしますが、それでも最終的には穏やかなエンディングを迎えられてよかったと思います。それが特別な余韻を生み、この映画の名前を有名なものにしたのだと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
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