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木靴の樹 (1978)

L' ALBERO DEGLI ZOCCOLI/THE TREE OF WOODEN CLOGS

監督
エルマンノ・オルミ
  • みたいムービー 137
  • みたログ 253

3.93 / 評価:106件

いつまでも余韻がやまない。

  • スーザン さん
  • 2018年9月14日 14時43分
  • 閲覧数 539
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

19世紀末、北イタリアの貧しい小作農の四つの家族の物語。

登場人物たちが役者さんではないからか、農民のリアリティに満ちた描写と日々の営みがまるでドキュメンタリーのように繰り広げられる。
小作農が故の貧しさ、だがその中にもちょっとした喜びや工夫があり、大人は日々忙しく、子供たちは活き活きとしているのだ。

両親が神父さんに説得され、毎朝何キロも歩いて学校へ通う小さな男の子。
子だくさんで教会に通う余裕もない未亡人は、子供を里子に出すか悩む。
皆に内緒でトマト栽培のぬけがけをする爺さん。孫娘がかわいい。
拾った金貨をこっそり隠すオヤジ。
村の祭り。
新しく誕生する生命。
作物の収穫に豚の屠殺。
毎夜の集会で語られる昔ばなしや怪談(!)
嫁ぐ美しい花嫁。
季節の移り変わりや、その中での農民の貧しくつましい暮らしが慈しみの目を持って描かれてゆく。

だが、小作農であることの悲劇はやってくる。
ああ、最初にナレーションがあった。
土地も作物も家畜のほとんども領主の持ち物なのだ。
生えている樹さえも・・・。

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物語
配役
演出
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音楽

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