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あなただけ今晩は (1963)

IRMA LA DOUCE

監督
ビリー・ワイルダー
  • みたいムービー 59
  • みたログ 369

4.26 / 評価:106件

微笑ましいラブコメ

  • ryumakakko さん
  • 2011年7月20日 3時14分
  • 閲覧数 497
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

真面目で実直な警官が、とある娼婦に恋してしまう事から始まるラブコメディ。
彼女が体を売ったお金で生活している男(いわゆるヒモ)に「人でなしだな!」と喧嘩を売り、そして見事に彼女を男から奪い取る。
普通ならばこれでめでたしめでたしな筈だが、この映画はそうはいかない。これはほんの序章でしかない。
恋人同士になった彼らだが、働きに出ようとする主人公を彼女は止める。

「やめてよ、なんで働くの!
私が稼ぐから、あなたはそのお金で生活して!
男1人も養えないなんて、私が笑われちゃうわ!」

普通ならば男が女に言うようなセリフだが、この映画は女が男に言っているのだから笑ってしまう。
ああ、男ならば1度は女性に言われてみたいものだ、こんなセリフ。
そして「それならばお言葉に甘えて…」とこうしてニートが出来あがっていくわけだが、最初に書いた通り、この映画の主人公はあくまで「真面目で実直」。
流されるままに1度はヒモ生活を送ってみるも「やっぱり僕にはそんな事できない!彼女が他の男と寝た金で暮らすなんて嫉妬で頭がおかしくなりそうだ!」と断念。

そして考える。どうすれば彼女が他の男と寝ずに済むか。
考えた末に、ある1つのアイデアを思いつく。
その方法は映画を観てからのお楽しみであるが、とにかくまぁ面白い。

ビリー・ワイルダー監督らしく、終始テンポ良く進む会話とストーリー。
特に終盤での、主人公が警官に混ざって…という例のシーンでは思わず声をあげて笑ってしまった。
下手なコントやバラエティなんかより、ずっと笑えます。そして楽しい。

ラストも、ワイルダー監督らしく爽やかなハッピーエンド。
笑えて、愉快で、でもちょっと切なくて、観賞後にじんわりと余韻が残る。
ああ、やっぱり60年代の映画はいいなぁ。
今の日本でも、この映画の様に50年先も残る様な名作を頑張ってつくって欲しいですね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • ロマンチック
  • コミカル
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