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地獄ヘの逆襲 (1940)

THE RETURN OF FRANK JAMES

監督
フリッツ・ラング
  • みたいムービー 4
  • みたログ 47

3.60 / 評価:30件

復讐の困難さ

  • 文字読み さん
  • 2009年12月12日 1時57分
  • 閲覧数 906
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

1940年。フリッツ・ラング監督。前作「地獄への道」で行方不明のままだったアメリカ南部のギャング(ヘンリー・フォンダ)が、裏切られて殺された弟の復讐へと向かう話。足を洗っていた男が復讐を決意するが、それがなかなかうまくいなかい。前作のキャストを引き継ぎつつ、ラング監督得意の法廷場面にアメリカの南北対立を持ち込むなど、さらに面白く、映像も美しくなっています。続編のお手本。

怒りにまかせてすぐ復讐という短絡的なことをせず、そこに至る過程の困難さをこれでもかと演出。まずは金をつくらなければならない。けど荒っぽいことはしたくないので悪行を重ねている鉄道会社の金を襲う。すると流れ弾で警備員が死んでしまって強盗殺人で追われる。勝手についてくる若造は足をひっぱるし、途中であった新米の女性新聞記者(ジーン・ティアニー)に惹かれるけれど恋人になるわけでもなく、、、という感じ。金もいるし、仲間もいるし、女性の支えもいる。復讐とはなんと困難なことか。挙句の果てには相手の二人とも自ら手を下さずに終わってしまう。。。裁判に南北対立が持ち込まれてしまうことも含めて、スムーズに自動的な処理が行われることなどなにもない。あらゆる出来事に凹凸があり、偏差があって、とても幸福な気分になります。

前作「地獄への道」を見ると、監督自身が遊んでいるような面白さがよくわかります。開始10分ほどで黒人が歌いだす場面とか、あいからわず過激な地元新聞のおやじとか。見てよかった。

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物語
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