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愛人関係 (1973)

LES SEINS DE GLACE

監督
ジョルジュ・ロートネル
  • みたいムービー 7
  • みたログ 58

3.50 / 評価:11件

リチャード・マシスンの幻想的サスペンス!

  • hoshi595 さん
  • 2008年12月16日 5時23分
  • 閲覧数 630
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作は、「ある日どこかで」で1976年度世界幻想文学大賞
長編部門大賞受賞のリチャード・マシスン。クリストファー・
リーヴとジェーン・シーモアの切なくもロマンチックな愛の
物語はラフマニノフ『パガニーニのラプソディー』の美しい
メロディと共に観る者の胸に永遠に刻まれる名作である。

本作品は、サスペンス調ではあるがロマンスの香りもする
ミステリアスな愛の物語であり、「ある日どこかで」と
相通じる点も多々見られる。

当時”愛人関係”であったアラン・ドロンとミレーユ・ダルク
の共演であったため、邦題も「愛人関係」となった様だが、
原作は"Someone is Bleeding"であり、原題は"Icy Breasts"
(直訳は”誰かが流血している”と”冷たい胸”)なので、
もう少し、サスペンスっぽい邦題の方が良かった気がする。

物語は、脚本家が描く理想的な女性像にピッタリの女性が目の前
に現れ、一目惚れした事から事件に巻き込まれていく。

主役は「ラ・ブーム」でソフィー・マルソーと共演のクロード・
ブラッスール。全体的にクールな雰囲気の中にあって一人温かみ
のある人間を好演している。

しかし、この映画の目玉はミレーユ・ダルクで、そのファッション
もセンスが良く楽しめるし、謎めいた女の役の為ほほ笑むシーンが
効果的で魅力を振りまいている。特に終盤で披露する姿態は美しく
凶器も狂喜に変わるほど。

ラストはアラン・ドロンの見せ場であるが、当時の映画に多く見ら
れる余韻が残り、結末は観客に委ねられる。熱い思いを秘めながら
あくまでクールに演じるミレーユ・ダルクが印象に残る佳作である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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