コントラストを描くオリバーストーン
- KSHue さん
- 2016年11月14日 13時03分
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- 総合評価
プラトーン同様にトムベリンジャー、ウイレムデフォーの二人を配しコントラストを描いているのが興味深い。エリアスとバーンズが生き残っていたらどうなっていたか?人間味に溢れるエリアスの放蕩、冷酷なバーンズが海兵隊の教官に。そしてこの映画自体、反共、反戦の両側に立つ人々のさまざまなコントラストを描く。その狭間に生きる負傷兵の主人公。トムクルーズの役作りには彼の役者魂を感じたが、エキセントリックな演出はちょっと行きすにも感じる。この映画、ベトナム戦争とアメリカ政権の流れ、反戦運動などを復習してから鑑賞したので昔より意味合いが深く感じた。トランプ政権によりまたアメリカは分断されるのか?オリバーストーンがまた何かやりそうな気がする。
詳細評価
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- 絶望的
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