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DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団 (2017)

監督
FROGMAN
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4.04 / 評価:202件

FROGMANの 正体見たり 左かな?

  • 曽羅密 さん
  • 2017年11月12日 21時35分
  • 閲覧数 246
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

率直な感想としては、DCがよくこんなコラボを許したな!である。
ある意味それだけで観る価値のある映画であるといえる。
今までTOHOシネマズの本編前の予告以外で鷹の爪団の映像を観たことがなかったので、出資協力会社の社長の生声出演や上映開始から制作費にかかった割合で増減するバロメータ、各種大ヒット映画やアニメのパロディなど、チープなところが逆に楽しめた。
声優もバットマンに山田孝之やジョーカーに安田顕、タイトルコールに無駄に大塚明夫など少しだけ豪華らしく見せているセコさも絶妙だ。
DCキャラクターと吉田くんたちとの絵柄が全く違うのも初めは違和感があるものの、徐々にこんなものかと慣れていくのも不思議である。
しかし日本で『ジャスティス・リーグ』が公開される前にそのメンバーをフルで登場させる太っ腹さはいったいどういう風の吹き回しなのだろうか?

筆者にとっては中だるみを迎えていたちょうど良いところで吉田ジャスティス・リーグが登場したことで俄然面白さがアップしたし、バト田、スパ田、ワン田、フラ田、アク田までは各ヒーローの頭文字を抜いて名前を付けているのに対して、イボ田のみサイボーグの途中を抜き取って名前を付けているのもいいアクセントになっている。
本編の最後でジャスティス・リーグの面々が活躍するシーンはここだけでも映画の元を取るし、もちろん制作費ゲージの減りも激しい。
またバト田モービルが変形して活躍するシーンも見応えがある。
途中あまりにもくだらなさ過ぎて笑えないシーンもあるが全体的は満足のいく出来になっているだろう。

ただ残念ところもいくつかある。
DC側に今回の企画を打診した際、鷹の爪団を日本の『サウスパーク』と紹介したらしいが、筆者は両者ともに普段から全く観ない。
ともに政治風刺が激しいのだろうか?
歴代大統領の中でもトランプは良くも悪くもかなりインパクトの大きい人物だと思うが、やはり本作にも登場する。
必要なのか?首を傾げてしまった。
ハリウッドはどちらかといえばトランプ嫌いだからDCを含めたそちらへのご機伺いみたいなシーンだったのだろうか?

もう1点は、日本の宍戸総理大臣がバカ殿様のような顔を白塗りした安倍総理を連想させる女性であることだ。
しかも「お友達」や「忖度」などの言葉が出て来る上、トランプと違って登場が微妙にしつこい。
自国の総理大臣に対していささかやり過ぎで、下品だ。
監督のFROGMANは獣医学部新設問題において、前加戸愛媛県知事が、数年前から唯一新設に手を上げていた加計学園の事実上1択だったという国会での答弁は知らないのだろうか?
あるいは故意にその事実は無視しているのだろうか?
もちろん筆者は宍戸総理絡みの一連のシーンは白々しい気持ちになり全く笑えなかった。

ただ1つ言えることがある。日本だから自国の首相を揶揄しても許されるのだと。
漢族はウイグル族の支配を強めるために監視アプリをPCやスマホにインストールすることを強制している。
インストールを拒否しても、インストール後に削除しても逮捕されるのだという。
まったく人権思想の欠片も感じられない政策である。
インターネットで「習近平 肉まん」と国家主席とあだ名をセットで※「けんさく」することすらできない実に大したケツの穴の大きさを誇るお隣の現状とは違って、わが国はなんと自由なことか。
本作を観てつくづくそのありがたさが身にしみた次第である。

※漢字入力するとなぜか赤字になって投稿できない

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