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I am Sam アイ・アム・サム (2001)

I AM SAM

監督
ジェシー・ネルソン
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  • みたログ 7,813

4.16 / 評価:1,719件

解説

 知的障害のために7歳の知能しか持たない父親サムは、スターバックスで働きながら一人で愛娘ルーシーを育てていた。母親はルーシーを生むとすぐに姿を消してしまったが、二人は理解ある人々に囲まれ幸せに暮らしている。しかし、ルーシーが7歳になる頃にはその知能は父親を超えようとしていた。そんなある日、サムは家庭訪問に来たソーシャルワーカーによって養育能力なしと判断され、ルーシーを奪われてしまう。どうしてもルーシーを取り戻したいサムは、敏腕で知られる女性弁護士リタのもとを訪ねるが、サムにリタを雇うお金などあるわけもなくあっさり断られてしまう……。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

「I am Sam/アイ・アム・サム」─だって、みんな泣くために観に行くわけじゃないですか

泣きに行ったつもりだった。

主人公サムは知的障害者。健常者の可愛い娘がいる。2人が引き離されそうになる。自身も親子関係に悩む有能な女性弁護士がサムの弁護を引き受けるが……。「障害者もの」「親子もの」「法廷もの」と、観客を泣かすジャンルベストテンの上位3つの合わせ技だ。泣けないはずがないではないか。

そして、ショーン・ペンが主人公サム――観るまでもなくいいに決まってる。健気で可憐な娘は、本当に健気で可憐。弁護士には「美人」で「キャリア」の2要素をもっとも説得力を持たせることができるミッシェル・ファイファーが期待どおり。さらにローラ・ダーンもやにわに叫びだしたりせず(←リンチ後遺症)寂しげな里親役を好演。

おまけにこの映画、全編にわたってビートルズの曲がさまざまな役割を果たしている。

と、ここまでお膳立てはできたのに、しかしこれが「悪くないけど、なんか泣けない」なのだ。詰め込みすぎで散漫、なのではなく、あざとくならないように描いたのが逆効果。出だしがもう後戻りできないくらい「あざとい」のだから、そこに素直に乗ったほうが正解だったと思う。

だって、みんな泣くために観に行くわけじゃないですか、こういう映画って。(松久淳)

6月8日より、丸の内プラゼールほか全国松竹系にてロードショー

[eiga.com/6月21日]

映画.com(外部リンク)

2002年6月21日 更新

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