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THE LAST -NARUTO THE MOVIE- (2014)

監督
小林常夫
  • みたいムービー 73
  • みたログ 456

2.87 / 評価:841件

二次創作ですか?

  • ilu***** さん
  • 2014年12月8日 2時22分
  • 閲覧数 16065
  • 役立ち度 429
    • 総合評価
    • ★★★★★

まず良かった点。作画が素晴らしかったです。そして導入は水墨画風の絵に自来也の語りがとてもかっこよかったです。それから、トネリの話は設定が細かく考えられていてよかったと思います。
悪い点はキリがないくらいありますが、まず分かりやすいのは、広告でサスケやカカシが大々的に使われているにも関わらず、映画の中では大事な立ち位置でもなく出てる画も少ない。商業的な思惑が垣間見えました。それから、白眼はいじめの対象にそもそもなるんでしょうか?日向は木の葉にて最強。そしてナルトが里中の民から毛嫌いされている時期に、白眼だから気持ち悪いなんて言う子はいないと思うし、そんなことするような子たちがナルトを知らないのもおかしい。そしてその後のナルトの影分身は完全に制作側のミスですよね。アカデミーの頃のナルトは影分身なんて知りもしなかったはずです。原作第1巻読み直してください。あとあの頃にマフラーの思い出があるなら、ヒナタならせっせと既にマフラーを作ってそうだなと。作るの遅い上に任務中も持ってきたり編んだり、しつこい。それから、アカデミーでのイルカ先生の質問は鬼畜ですよね。あの頃のナルトにとって辛い質問であることはイルカ先生なら容易に分かることなのに、それをイルカ先生にさせるってどういうことでしょう?そして素直にいじけるナルトもナルトらしくない。あの頃はとにかく空元気だったはずです。まして隣にサクラのいるところでそんなことしないと思うのですが。ヒアシが数日いないのにヒナタが気にも留めず呑気にマフラー編んでるのも気にかかりました。ヒアシ様気付かれなさすぎ。トネリがヒナタに話してる時にナルトが最初に対峙した場面でヒナタに近づくな!と言ったのも違和感。お前は何者だ?が先でしょ?まるでヒナタを連れ去ろうとしてるのが分かってるかのような物言い。あとヒナタが弱すぎ。落ちそうになってるときもチャクラコントロールでどうにかできるだろ。意識のあるまま抱っこされて連れ去られてるのもおかしかったです。せめて抵抗してくれ。任務中にマフラーをしきりに気にするナルトには、そんな大事なもんなら持ってくるなよ!って言いたかったです。思い出の中に閉じ込められた?ときに、サイは兄さんとの思い出を見てたのに、ナルトはヒナタとの思い出ばかり見てたのが気持ち悪かったです。無理矢理ヒナタとの恋愛に繋げようとしてる感が否めませんでした。もっと大事な思い出がナルトにはあったはずなのに、ヒナタの軟膏を持ってくるとは思いませんでした。そこからヒナタを意識しだすのは、分かります。でもサクラへの想いを無にするほどのものですか?正直軽いと思いました。反面サクラにナルトのサクラへの好きはサスケへの対抗心だなんて言わせるのか!と。15年間積み上げてきたものは、勘違いなんかで片付けられるような薄いものでしょうか?岸本先生はサクラとの訣別の物語でもあると仰られてましたが、それならなぜ対抗心で片付けられるのか、回想を入れて掘り下げるべきだったと思います。任務中にいじけるナルトもナルトらしくない。任務中に私情を挟むなという雷影の言葉を投げかけてやりたかったです。トネリがなぜヒナタに執拗なまでに固執するのか、白眼の姫って結局なんなのかイマイチ分かりませんでした。カカシ先生が勘が当たるをやたら言ってましたが、頭脳派のカカシ先生に勘がどうのこうの言われても…。サクラを助けたときにナルトがサクラちゃんには借りがあるからな、みたいなこと言いますが、ナルトはそんなもん気にせず仲間ならみんな助けようとするはず。トネリを倒すときのナルトの言葉にも、じゃあお前のサクラへの長年の想いは対抗心ってことで簡単に無にされてるけどどうなの?って投げかけたかったですね。完全にブーメラン。違和感を覚えた主なところは以上です。
私はヒナタは可愛いと思うし嫌いではないのですが、全体的にヒナタ好きによるヒナタのための映画で、不自然なほどヒナタを中心に世界が回ってたし、ヒナタさえもか弱いお姫様として性格が曲げられていて、正直気持ち悪かったです。そして原作をあまりに軽視しているシーンが多く、つっこみどころ満載で、これはもう二次創作レベルだなと思いました。正直恋愛よりも描いてほしい、原作で回収しきれてない伏線や課題が山積みなわけで、原作でちゃんと描いてほしかったのですが、映画に丸投げしたり、みんな結婚したから幸せでしょ?みたいな押し付けがましい見せかけの平和なんてもので終わらせ、インタビューを受けるたびに発言がころころ変わる岸本先生には、もう幻滅しかしてないし、期待もしていません。15年間応援し続けたのに、好きにならなければよかったと後悔しています。でも嫌いになれず、やりきれない想いです。
少なくともヒナタが嫌いな人は観ない方が心の平穏のためにもよろしいかと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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