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ホグワーツの戦いでマルフォイがハリーを助けるバージョンあった…『死の秘宝』監督が振り返る

シネマトゥデイ

2018年11月23日(金) 23時07分 更新

みんな大好きフォイ - Warner Bros. Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

みんな大好きフォイ - Warner Bros. Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

シネマトゥデイ

 ハリー・ポッター魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でメガホンを取ったデヴィッド・イェーツ監督が電話インタビューに応じ、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の裏話を明かした。

 ハリー・ポッター魔法ワールドシリーズを『死の秘宝 PART2』を含め6作手掛けているイェーツ監督。『死の秘宝 PART2』で描かれたハリーたちとヴォルデモートの最終決戦である“ホグワーツの戦い”では、ホグワーツ入学以来、ハリーと敵対してきたマルフォイの印象を180度変える未公開シーンが存在しており、マルフォイファンのお気に入りとなっている。

 本編ではハリーが死んだと思われた後、マルフォイは両親がいるヴォルデモート陣営に行ってしまったが、その未公開シーンでは、マルフォイがヴォルデモートの目の前でハリーのもとに駆け戻って杖を投げてよこし、ヴォルデモートを倒す手助けをするのだ。

 イェーツ監督は「僕はクールだと思った。人は、誰もに償いのチャンスを与えたいと思うもの。それは人が生まれ持った本能だと思う」と同シーンを撮影した理由を説明。結局はキャラが変わりすぎではないか、とカットされることになったが、ある意味生まれによって悪の道を進まざるを得なかったマルフォイのことも、製作陣が大切に思っていたことを示すエピソードと言えそうだ。

 このほか本編に残ったシーンでも原作本と違う部分はいくつかあるが、その瞬間にふさわしいと思えるものはいろいろ試してみたといい、その原動力は全ての観客が楽しめる映画を作りたいという思いだったという。イェーツ監督は「原作者のJ・K・ローリングはとても協力的で、僕たちの意図を理解してくれ、いつも『それはクールね! なぜあなたがそうしたいのかわかった』と言ってくれた。原作とはちょっと違うことでも奨励してくれたんだ」と振り返った。

 ちなみに、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では『死の秘宝 PART2』以来実に7年ぶりにホグワーツが登場する。久々にホグワーツのセットでの撮影に臨んだイェーツ監督は「正直に言うと、いろいろな感情が入り混じっていた。もちろん戻れてとてもうれしいけれど、『ハリー・ポッター』4作を仕上げた当時は完全に疲れ切っていて、そのことを思い出してね。また、今回戻ってきての驚きもあった。ダニエル(ハリー役のダニエル・ラドクリフ)たちがいない教室はすごく奇妙だったけど、学生役のエキストラたちとジュード(若きダンブルドア役のジュード・ロウ)が入ってきたら、ホグワーツが息を吹き返したんだ」と思い入れたっぷりに語っていた。(編集部・市川遥)

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は公開中

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