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ポケモン、オスカー受賞の半魚人、地球外生命体…人気作の方程式は“普通の人×異形の存在”

クランクイン!

2019年3月12日(火) 11時00分 更新

『トランスフォーマー』シリーズ最新作『バンブルビー』3月22日(金)全国公開

『トランスフォーマー』シリーズ最新作『バンブルビー』3月22日(金)全国公開

(C)2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2018 Hasbro. All Rights Reserved.

 シリーズ過去5作品の全世界累計興行収入が約5000億円を突破した『トランスフォーマー』シリーズの最新作『バンブルビー』が3月22日に日本でも公開される。アメリカでは、早くも“シリーズ最高傑作”との呼び声も高い本作。そんな本作の魅力の一つは、孤独な少女とドジでやさしい地球外生命体という“普通の人×異形の存在”のコンビが織りなす物語であるというところにある。

 本作は、心に傷を抱えた孤独な少女チャーリーが、戦いに傷つき地球に身を潜めていた巨大な金属生命体バンブルビーと出会い、運命に立ち向かっていく物語。バンブルビーがはじめて出会う少女・チャーリーを、同世代から圧倒的な支持を集めるアカデミー賞ノミネート女優のヘイリー・スタインフェルドが演じる。

 本来は言葉を持たない生き物やそもそも存在しないものでも、感情を持ち合わせ、心を通わせ絆を深め、主人公の最高の相棒となっていくというファンタジックな世界を、実際に起こっているかのように感じさせてくれるのは、映画やアニメの醍醐味だ。これまでにも、“普通の人間×異形の存在”コンビとして生み出されたキャラクターたちは、世界中の人々に愛され、大きな共感と感動を巻き起こしている。

 例えば、「ドラえもん」は“ネコ型ロボット”でありながら、のび太くんの最高の相棒として、日本人なら知らない人はいないというほど愛されている存在だ。そして、1996年に任天堂から発売され社会現象を巻き起こした「ポケットモンスター」も日本人には馴染み深い。アニメシリーズの主人公・サトシの相棒として有名なピカチュウはその愛らしいキャラクター性で、日本のみならず全世界で人気を博している。5月には、ハリウッドで実写映画化された『名探偵ピカチュウ』が公開される。

 また、ハリウッドでも不思議なキャラクターを相棒とした映画がヒットしており、R指定コメディ『テッド』(12)で描かれたのは、マーク・ウォールバーグ演じる冴えない中年男の相棒、命が吹き込まれたもふもふボディのテディベア“テッド”。愛くるしいルックスとは裏腹に、ドスの効いた声を響かせ酒と女に興ずるという強烈なギャップがウケて、北米で興行収入2億ドル越えの大ヒットを記録した。

 そして、昨年、第90回アカデミー賞で作品賞・監督賞など4部門を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』の主人公の女性とアマゾンから来た“半魚人”の二人(こちらはコンビではなく、カップルだが)も記憶に新しい。体中が鱗で覆われた不気味な半魚人と、声を発することのできない女性という、支離滅裂にも思われる要素ながら、ギレルモ・デル・トロ監督が世界観を一から作り上げ、種族を超えるファンタジックな恋愛ながら深い絆を感じさせる物語に仕上げた。まさしく、虚構や妄想をある種の現実として描き楽しむことができる、映画ならではのラブストーリーだ。

 “普通の人間×異形の存在”というコンビは、やはり鉄板の方程式。日本発祥のキャラクターはもちろん、ハリウッドでも高評価を得ている。『バンブルビー』もチャーリーとバンブルビーの関係性に徹底的にフォーカスして描かれたことが明かされており、新たな名コンビになることは間違いないだろう。

 映画『バンブルビー』は3月22日より全国公開。

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