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主題歌は米津玄師!『海獣の子供』映像美に酔いしれる海と生命の物語

シネマトゥデイ

2019年6月8日 (土) 08時10分 更新

映画『海獣の子供』より - (C) 2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

映画『海獣の子供』より - (C) 2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

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 映画『海獣の子供』が7日に公開。海と生命をめぐる物語が描かれる本作では、壮大なアニメーションの映像美を味わうことができる。

 「リトル・フォレスト」などで知られる五十嵐大介の同名長編コミックを『鉄コン筋クリート』などで知られるSTUDIO4℃の制作でアニメーション化した『海獣の子供』。中学2年生の夏休み、主人公の琉花(るか)は父親が働く水族館で、ジュゴンに育てられた“海”と“空”という名の兄弟と出会う。

 映画公開前から話題となっていたのは、主題歌に使用された米津玄師の楽曲「海の幽霊」。映画の本編映像で構成されたMVが公開されると、その息をのむような美しさに絶賛の声が続々と上がっていた。さらに、数々の映画音楽を手掛けてきた久石譲の音楽も、深遠なテーマを扱う本作のイメージに彩りを加えている。

 本作では、鎌倉に暮らす少女が体験するひと夏の成長譚と、世界規模で巻き起こる不思議な現象が重ね合わされており、生命誕生をめぐる神話的な物語が壮大な世界観で紡がれていく。五十嵐による原作コミックの繊細なタッチがアニメーション表現に丁寧に昇華され、圧倒的な空間の広がりを感じることができる。躍動感たっぷりな波の動きをはじめ、泡や光の反射、海に暮らす生物たちの姿が圧巻の映像美で描き出され、クライマックスに向けて怒涛の展開が繰り広げられる。

 ヒロインの琉花に声をあてたのは、役と同じ14歳の芦田愛菜。これまでもアニメーション映画で声優を担当してきたほか、連続テレビ小説「まんぷく」では史上最年少でナレーションを務めた経験もある。今作では、等身大の女性をストレートな表現で演じている。ほかにも、映画『リメンバー・ミー』で日本語版の吹き替え声優を務めた石橋陽彩、NHK大河ドラマ「真田丸」で存在感を発揮した浦上晟周、映画『レディ・プレイヤー1』にてスティーヴン・スピルバーグ監督に才能を見出された森崎ウィン。さらに稲垣吾郎、蒼井優、渡辺徹、田中泯、富司純子といった実力派な面々が集結した。(編集部・大内啓輔)

映画『海獣の子供』は全国公開中

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