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『リトル・マーメイド』声優、実写版・黒人アリエルを支持

シネマトゥデイ

2019年7月9日 (火) 12時25分 更新

アリエル声優ジョディ・ベンソン - Buena Vista Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ、Leon Bennett/FilmMagic / Getty Images

アリエル声優ジョディ・ベンソン - Buena Vista Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ、Leon Bennett/FilmMagic / Getty Images

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 アニメーション映画『リトル・マーメイド/人魚姫』などで主人公アリエルの声を演じてきた女優ジョディ・ベンソン(57)が、ディズニー実写版でアリエル役に決まった黒人歌手ハリー・ベイリーへの支持を表明した。先週末に行われたファンイベント「フロリダ・スーパーコン」でのジョディの言葉を各米メディアが報じている。

 ハリーは、姉のクロエと結成した「Chloe x Halle」というR&Bデュオでの活動で知られる19歳。実写版『リトル・マーメイド/人魚姫』のメガホンを取るロブ・マーシャル監督は「ハリーは精神、ハート、若さ、純真さ、重要性、そして見事な歌声という、このアイコニックな役柄を演じるのに必要な全てを兼ね備えていました」と声明を出し、黒人のディズニープリンセスの誕生を歓迎する人々がいる一方で、アリエル(アニメでは赤毛で白人)のイメージに合わないという不満の声も上がっていた。

 オリジナル版でアリエル役を務めたジョディは「本当に重要なのは、キャラクターの魂だと思います」と切り出し、1989年のオリジナル版から年を重ねた自身のことに言及。「外見は……現実に向き合いましょう。わたしはかなり年を取っています。わたしが『パート・オブ・ユア・ワールド』を歌うとき、もしあなたがわたしの外見で判断するならば、曲の解釈の仕方が変わるかもしれません。でも目を閉じれば、今でもアリエルの魂を聴くことができます」

 「映画にとって最も重要なのは、物語を語る能力です。わたしたちはストーリーテラーになる必要があります。外見、人種、出身国、肌の色、方言、身長、体形は関係ありません」とアリエル役に大切なのは外見ではなく魂だと訴え、拍手喝さいを受けたジョディ。「わたしはディズニーがストーリーテリングを大切にしていることを知っています。それこそ、彼らが一生懸命やろうとしていること。彼らは観客全員とコミュニケーションを取ろうとしていて、だからこそわたしたちはその映画と再び恋に落ちることができるのです」と続けた。

 また、ディズニー傘下のテレビ局フリーフォームは、悪役アースラが歌う名曲をもじって「哀れな人々(Poor Unfortunate Souls)へのオープンレター」とInstagramに声明を投稿し、黒人だから、カトゥーン版に見た目が似てないからと攻撃する人々を批判している。(編集部・市川遥)

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