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三谷幸喜監督、新宿で全力の“街頭演説”

シネマトゥデイ

2019年9月5日 (木) 21時10分 更新

左から小池栄子、中井貴一、ディーン・フジオカ、三谷幸喜監督

左から小池栄子、中井貴一、ディーン・フジオカ、三谷幸喜監督

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 脚本家、映画監督の三谷幸喜が5日、都内で行われた映画『記憶にございません!』公開直前イベントに登壇。もしも本作が本年度の実写邦画興収ナンバーワンを達成した場合、自身の次回監督作の上映館で「ポップコーン3%増量」を実現すると宣言した。この日は、出演者の中井貴一、ディーン・フジオカ、小池栄子も来場した。

 本作は、国民から全く支持されていない総理大臣・黒田啓介(中井)が記憶喪失になったことから起こる騒動を描いた政界コメディー。映画のワンシーンで、中井演じる黒田総理が記憶を失う場所としてバルコニーが印象的に登場することから、バルコニーを有する西武新宿ペペ前広場で本イベントを実施。通りを行き交う人たちに、“街頭演説”を行うこととなった。

 バルコニーに立った中井は、1,000人を超える観客の前に「最後のお願いをしにまいりました!」と切り出すと、「間もなく公開になります。政界を舞台にした映画ですが、決して政治的な話にはなっておりません。気楽に観られる映画だと思うので、ご家族で、映画館にお越しいただければ」とアピール。

 続く三谷監督は絶叫気味に「国民の皆さん! 三谷幸喜が新宿に帰ってまいりました!」と挨拶すると、聴衆は大喝采。「皆さん一人一人の力で、この映画を盛り上げていきましょう!」と呼びかけ、「僕にとって本作は8作目にあたる作品。この映画が実写邦画興行収入ナンバーワンになりましたあかつきには、わたしの次の9作目の上映館で、ポップコーンを3%増量することを宣言します!」と大胆発言。

 さらに三谷監督が「国民の皆さん、映画は娯楽です! おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、みんなが楽しめる。それが本来の映画の姿だとわたしは思います!」と訴えると、聴衆からも「そうだ!」と賛同の声が。さらに「『記憶にございません!』はそんな映画です。主演俳優はこの中井貴一! 素晴らしい男です! 彼の芝居には嘘がない! どうですか、皆さんの力で中井貴一の新しい代表作を作ろうではありませんか! どうか中井貴一を男にしてやってください! お願いいたします! ありがとう!」と絶叫し、会場は大喝采。

 そんな三谷の絶叫を横目にした中井は「この後に、何を言えばいいんですか……」と苦笑いしつつも、「でも幹事長に応援された候補者のような気持ちです。今、過分なるご紹介をあずかりました中井貴一でございます。とにかく公開まであと8日ありますので、一人でも多くの皆さんに楽しんでいただけるようにわれわれは頑張ってまいります。暗いニュースが多い中で、世知辛い世の中を忘れられるような2時間になると思います。劇場で皆さまのことを心よりお待ちしています」と熱弁をふるい、拍手が送られた。(取材・文:壬生智裕)

映画『記憶にございません!』は9月13日より全国公開

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