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抜てき続く注目美女!恒松祐里が三浦春馬にもらったアドバイス

シネマトゥデイ

2019年9月17日 (火) 06時16分 更新

1998年10月9日生まれ、現在20歳の恒松祐里

1998年10月9日生まれ、現在20歳の恒松祐里

シネマトゥデイ

 近年、出演作が相次ぐ若手女優の恒松祐里。演じる役柄もクールビューティーなルックスを生かしたものから、イメージをひっくり返すようなぶっ飛んだ役まで多岐に渡る。最新作『アイネクライネナハトムジーク』では、群像劇の旗手である今泉力哉監督のもと、思春期に揺れる多感な少女を好演した。いま最も注目の若手女優と言っても過言ではない恒松が、作品の魅力や三浦春馬にもらったアドバイス、これまでの女優人生を振り返った。

 恒松が演じる美緒は、矢本悠馬演じる一真と、森絵梨佳ふんする由美の間に生まれた“生意気”な娘。上から目線でうんちくを語るが、行動と言動が伴っていない父親にうんざりし、反抗しつつも、どこかで憎めずにいる姿が意地らしくも可愛らしくも感じる女の子だ。「お父さんと言うとどっしりしたイメージがありますが、美緒と一真は兄妹みたいな親子。わたしのお家も、父親はちょっと変わっているので、お兄ちゃんみたいな感じなんです。自分の実生活に近かったので、自然に演じることができました」と笑顔を見せる。

 恒松といえば、黒沢清監督の『散歩する侵略者』で見た目は普通の女の子ながら、その実は殺戮を繰り返す侵略者として派手なアクションを披露したかと思えば、白石和彌監督の『凪待ち』では、香取慎吾演じる主人公・郁男の恋人の娘・美波として、郁男との微妙な距離感を繊細に演じるなど、20歳にして表現の引き出しの多さが特徴的な女優だ。

 そんな恒松が本作で挑んだのは「自然に演じること」。その真意を問うと「映画やドラマは、非日常を演じることが多いのですが、この作品は日常にある小さな思いやりが積み重なる奇跡が描かれています。自分の生きる世界をいかに自然に演じられるかがポイントだと思いました」と語る。向き合う作品に対して、恒松は「役をまっとうしよう」という思いで現場に入る。

 この作品では、恒松が魅力的だと感じる先輩俳優との共演を果たせた。「貫地谷しほりさん、多部未華子さん、三浦春馬さん、矢本悠馬さんをはじめ、大好きな女優さん、俳優さんたちばかりで、そこに参加できたことはすごく大きかった。いま20歳なのですが、10年後、先輩たちに自然と混じれるような存在になりたいし、逆に10歳下の人たちから、憧れの存在に思われる芝居ができるようになりたい」と未来に思いを馳せる。

 そのために、現場でも臆することはない。「もちろん敬語も使いますし、礼儀正しくはしますが、もともと人見知りするタイプではないので、先輩方にもなるべくフレンドリーに話しかけるように心がけています」。特に事務所の先輩である三浦からは、シーンでの共演はあまりなかったものの、多くのことを吸収した。「三浦さんからはお恒と呼ばれているのですが『お恒の芝居には芯があるので、自分の表現が一番だと思って、信じる道を進むといい』とアドバイスしていただきました。今度ミュージカルをやるのですが、歌の先生を紹介してくださるなど、たくさん激励してもらいました。次の夢につながる出会いでした」と感謝を述べる。

 出演作が途切れることなく、充実一途の印象を受ける恒松だが、女優という仕事に対して強い責任感を抱くようになったのが、15歳のときに出演した『くちびるに歌を』(2015年)で演じた仲村ナズナという役との出会いだ。「いままでお芝居してきたなかで、一番大きな役で、映画に関わったなという実感が持てました。役に対する責任感も芽生えましたし、女優の仕事をするうえでターニングポイントになった作品だと思います」。

 この作品で共演した葵わかなや佐野勇斗らの活躍も、恒松にとっては励みになっているようで「みんな忙しくてなかなか会えないですが、会えばすぐ意気投合できるし、他の作品で活躍する姿をみると、夢に向かってみんな一歩ずつ進んでいるんだという実感も持てます。本当にいい出会いだと思っています」と懐かしそうに語っていた。(取材・文・撮影:磯部正和)

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