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『ジョーカー』ホアキン・フェニックス、新川優愛の質問に熱く回答!

シネマトゥデイ

2019年9月30日 (月) 15時22分 更新

左から順に、杉山すぴ豊、劇団ひとり、新川優愛

左から順に、杉山すぴ豊、劇団ひとり、新川優愛

シネマトゥデイ

 バットマンの宿敵として知られる狂気の犯罪者を描いた映画『ジョーカー』(10月4日公開)の公開直前イベントが30日に都内で行われ、劇団ひとり、新川優愛、映画ライターの杉山すぴ豊が出席。イベントでは、主演のホアキン・フェニックスとトッド・フィリップス監督が、ひとりと新川が事前に用意した質問に回答する映像が公開された。

 コメディアンを夢見る男アーサー(ホアキン)が、狂気の道化師へと変貌していくさまを描いた本作。一足早く映画を鑑賞したひとりは、「本当に生々しくて。途中から実話を基にしているんじゃないか、どこかに本当にジョーカーがいるんじゃないかと思うくらいにのめり込んでしまった」と興奮気味。新川も、「言葉が出なくて、いろんな感情が降りてきて。エンドロールが終わって、はぁという気持ちでいっぱいでした。オリジナルストーリー、フィクションであると分かっていても、この世界を反映しているんだなと感じました」と続けた。

 この日は、ひとりと新川が事前に用意した質問に、ホアキンとフィリップス監督が回答する映像が流れる一幕も。まず、「ジョーカーが裸で座っている背中がすごく不気味で印象的でした。何をどうしたらそう見えるのでしょう?」というひとりの質問に、フィリップス監督が「彼の背中を映すシーンは多い。ベンチのシーンは計画していたわけではなかった。ホアキンが演技を始めたので、どう撮ろうかと考えたんだ。そして最も美しいと思うアングルに決めた。映し出されたのはCGなしで、24キロ減量したホアキンの姿だった。僕はそれを美しいと思ったよ」と回答する。

 続いて新川の「傷つきやすいアーサーを少しだけ理解できる部分がありました。どのような気持ちで演じましたか?」という質問に、ホアキンは「彼に共感することもあって、とても複雑だった。共感できると思ったらその後、実に不快なことをやる。彼に抱いた感情はひとつではなく、難しいプロセスだったよ」とコメント。撮影中は常に自分の価値観が試されていたそうで、ホアキンは「それこそ観客が抱く感情であってほしい。観た人がそれぞれ違う反応をしているんだ。同情する人もいるし、彼の動機を理解する人もいる。逆に彼はあの行動で、人を拒んでいると感じる人もいる。僕はその両方の感情が正しいと思うんだ。この映画に対する見方は無数にある。観客は自分なりの解釈をすることを委ねられている。とても主観的な体験で、それこそこの映画の価値だと思う」と熱く語った。

 質問に答えたホアキンとフィリップス監督に、ひとりは「このイベントのために返事をくれたんですもんね。丁寧に答えてくれてありがたいですね」と感激。新川も「ホアキンさんは少し丸くなられたので、体重が戻ったのかなと安心しました」と笑顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)

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