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瀬戸利樹「仮面ライダーエグゼイド」で逆転した俳優人生

シネマトゥデイ

2020年1月3日 (金) 08時16分 更新

注目のイケメン!瀬戸利樹

注目のイケメン!瀬戸利樹

シネマトゥデイ

 劇場版シリーズ第3弾『カイジ ファイナルゲーム』でロボットエンジニアの菅原太一役に抜てきされた俳優の瀬戸利樹が、本シリーズに対する熱い思いとともに、自身の俳優人生の“逆転劇”について語った。

 子供のころからカイジの大ファンだったという瀬戸。命懸けのゲームから何度もはい上がり、大逆転を起こしてきた彼の姿は、ある意味、憧れでもあったという。「僕はどちらかというと、自分に自信が持てないタイプ。だから、カイジのように自分が一度決断したことは、勝っても負けても責任を持って全うできる人間になりたいと、いつも心のなかで思っていました」と胸の内を明かす。

 俳優として活動するなかでオーディションに落選し、悔しい思いをしたこともあるが、「自分が選択した道に自信を持って取り組む」という姿勢は、やがて瀬戸にチャンスをもたらす。「俳優としてなかなか芽が出ない時期に、『仮面ライダーエグゼイド』(鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ役)のお仕事が決まったときは、それこそ大きな勝負に勝った気持ちになりました。今も俳優を続けていられるのは、間違いなく『仮面ライダー』のおかげ。そういった意味では、僕の人生の転機というか、大逆転をもたらした作品と言えるかもしれません」

 さらに、2019年はピンクヘアのボクサー役で注目されたドラマ「偽装不倫」や映画『チア男子!!』、そして2020年も本作や映画『シグナル100』と話題作に立て続けに出演し、俳優としての幅を大きく広げている。「『仮面ライダー』が一つの転機とするならば、2019年は素晴らしい作品に恵まれ、ようやく俳優としてやっていく“覚悟”ができた年。2020年はもっともっといろんな役に挑戦していきたいです」と決意を新たにした。

 そんな進境著しい瀬戸が出演した『カイジ ファイナルゲーム』は、原作者の福本伸行が劇場版用に脚本を書き下ろしたシリーズ第3弾。2020年、東京オリンピックを終え、不況に陥った日本を舞台に、貧困に苦しむ国民を助けるためにカイジが再び命懸けのゲームに挑戦する。

 現場で初めてカイジ役の藤原竜也と対峙したとき、「わぁ、本物のカイジだ!」と思わず心のなかで叫んだという瀬戸。「もちろん、お仕事で来ているので平静を装っていましたが、やはり興奮しました。決めるところは決める演技の力量はもとより、周囲への細かい配慮も素晴らしい。『真ん中に立つ人は、こういう人なんだ』とまた一つ勉強になりました」と思いをかみしめる。

 印象に残る名シーンも生まれた。クズ役では右に出る者がいない藤原から3連続で「クズ」という言葉を浴びせられるシーンは、忘れられないものとなった。「撮影中は気持ちが入っていたので、本当にヘコみました。あんなに人から『クズ!』って言われることはまずないですから。ただ、完成した作品を観たときは、藤原さんにあんなにクズ呼ばわりされて……いやぁ、おいしいシーンだなぁって、ちょっとうれしくなりました(笑)」とまんざらでもない表情を浮かべていた。(取材・文:坂田正樹)

映画『カイジ ファイナルゲーム』は1月10日より全国公開

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